ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【79話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
それは警告
夜中に王女ダフネの部屋に侵入したとしてフリッツが捕まり、なぜかテオールはレストン公爵に連れ出されているという事態。
テオールは怯えている様子であり、おそらくレストン公爵に何か脅されているのだろうとアステルは察したみたいです。
それからアステルは自分に薬草入りの茶葉を送りつけてきたことも含め、全てはレストン公爵からの警告だったのだと気づいたよう。
第75話でフリッツが不正の証拠を見つけようと嗅ぎ回っているシーンがありましたが、そのことに気づいたレストン公爵がアステルへ警告してきたということみたいです。
夜中にテオールを連れ出したのもいつでも動向を把握しているぞという警告であり、テオールの動きをレストン公爵に伝えている人物が皇后宮へ潜んでいるであろうということで、アステルも困り果てている様子でした。
本当にレストン公爵は厄介ですね…。もちろん今回のフリッツの騒動も彼の策略と思われます。
ちなみにフリッツは裁判にかけられることになったようで、どのような判決が下されるのか注目ですね。
カレンベルク侯爵の娘
カレンベルク侯爵は亡き娘ジェクリーンの墓参りをしていました。彼の娘の名前が明かされるのは今回が初でしょうか。
アステルの母方の祖父がカレンベルク侯爵ということだったので、ジェクリーンはアステルの母ということになりますかね。
そしてカレンベルク侯爵は墓で眠るジェクリーンに対し、彼に会いに行ってもいいかと問いかけていました。過去の過ちに背を向けるのはやめなければならないからと。
後で登場しますが、その彼とはカレンベルク侯爵のかつての部下のよう。
ジェクリーンとはどんな関係なのでしょうか。わざわざ娘に許可を得るということは、恋人だったり彼女にとって大切な人だったのかもしれませんね。
部下との再会
カレンベルク侯爵はかつての部下である男と会っていました。さっき触れられたジェクリーンと関係がありそうな人ですね。(⇒下部に追記しましたが普通にエクレン伯爵でした。笑)
2人はこれが30年ぶりの再会のようです。
そしてカレンベルク侯爵は自分の過ちを謝ることに。というのもかつてカレンベルク侯爵はその部下を重大なミスを犯したという理由で領地から追い出したみたいですが、それは誤りだったらしく。
部下はミスなど犯してなくてカレンベルク侯爵の勘違いだったということでしょうかね?今のところ詳しくは分からず。
そんな過去について謝るカレンベルク侯爵ですが、その部下は決して恨んだりしておらず、むしろ今でもカレンベルク侯爵を慕ってくれている様子です。
今回の感じを見ているとその部下はだいぶ人柄の良い人に見えますね。
カレンベルク侯爵から望んで再会したものと思われますが、話の流れからするとアステルのことで何か部下に頼み事でもするのではと。続きが気になるところです。
(追記)部下はエクレン伯爵でした…
上で色々と書きましたが、カレンベルク侯爵の部下はこれまでも普通に登場していたエクレン伯爵でした。ただただ私が顔を忘れていただけでした。苦笑
確かにエクレン伯爵はかつてのカレンベルク侯爵の副官であると以前も紹介されていましたね。
そして読み返してみたら以前第38話で、アステルとの会話でエクレン伯爵の存在が話題にあがったときにカレンベルク侯爵が意味深な表情を浮かべている場面がありました。その理由は今回明かされたようにエクレン伯爵に不当な罰を与えてしまった過去があったからなのかもしれません。
あと第65話ではエクレン伯爵がアステルの母と親しい仲だったことが明かされていました。それも今回の話に繋がってきますね。今のところの話を見ると友達以上の存在だったのかもとも思われます。
そしてさらに第68話ではアステルがエクレン伯爵の瞳の色が自分と同じ薄い緑色であると気づく描写があり。
その時点で血の繋がりがあるのではという可能性が感じられましたが、今回のことを踏まえるとアステルはエクレン伯爵とジェクリーンの子なのではとも。
真相が気になるところです。
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