ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【62話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
マリアンの不安
フリッツが犠牲になってくれたおかげでマリアンとテオールは刺客たちから逃げることに成功しました。
ひとまず森の中に身を潜めるマリアンたちですが、彼女は不安を感じているよう。
というのもさっき刺客たちに顔を見られてしまい、テオールを連れ回しているのが自分であるとバレてしまったわけです。
当然クロイツェン侯爵家が疑われることになるでしょうが、そうなったらフローリンはしらばっくれて自分が単独犯に仕立て上げられるとマリアンは思ったみたいです。
まあそうでしょうね。あの一家は父クロイツェン侯爵も妹フローリンも迷いなくマリアンのことを切り捨てるでしょう。
例えば以前第43話でも会議の場でクロイツェン侯爵は保身のためにマリアンを見捨てようとする場面がありましたからね。
フローリンとしても万が一のことを考えて捨て駒として使い捨てできるマリアンを実行犯に選んでいそうですよね。非常にずる賢い女ですから。
これまでずっとムカつく役だったマリアンですが、今回ばかりは少し同情してしまいました…。
テオールに癒されて?
単独犯に仕立て上げられるかもしれないと不安に感じているマリアンでしたが、テオールとの雑談で少し気持ちがほぐれたよう。
状況を理解できていない無邪気な子供ですから、そんな彼と接して気が楽になったのかもしれません。
それからマリアンはある決心をすることに。それはテオールをアステルのもとへ送り届けるということ。
どうせ拉致計画も失敗に終わるのだからこれ以上事態が悪くなる前にテオールを返して、自分は逃げようという考えみたいです。
基本的には自分のためでしょうが多少の良心も働いたのでしょうか?
テオールも少しマリアンに懐いていそうな気もしますし、そういうのもあって彼女がそこまで悪い人ではないようにも見えてきました。笑
またも追手が
テオールをアステルのもとへ送り届けようとマリアンが決心したその時、またも追手がやって来ました。
さっきのレストン公爵の刺客たちですかね?それともまた別の勢力なのか、そこまでは分からず。
そして必死に逃げる2人に向かって矢が飛んでくることに。これは絶体絶命のピンチ…。今回の流れからするとマリアンがテオールを庇ってくれそうな気もしますがどうでしょうか。
マリアンからしたらテオールを生きて返さないと全ての罪を被ることになりそうですしね。
どうにかマリアンには無事にテオールのことをアステルのもとへ送り届けて欲しいところ。そしてまさかこんな形でマリアンを応援することになるとはですよね。
対立していたアステルと和解するような展開になるかは分かりませんが、もうフローリンやレストン公爵のような完全に敵対する相手にはならなそうです。
今後の彼女の立ち位置がどうなるのかは注目ですね。
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