ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【60話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
黒幕はフローリン
とある港町では何者かに手を引かれて連れられているテオールの姿がありました。
そしてテオールの手を引いている人物はというとなんとマリアン。久々の登場だと思いますがフローリンの姉です。これは予想外の人物がでてきましたね…。
というのも今回初めて明かされたのですが、テオール拉致の黒幕はなんとフローリンだったようで。彼女の指示でマリアンが実行犯の一人として動いているみたいです。
基本的にクロイツェン侯爵家においてマリアンは立場が弱いので、フローリンの命令でいいように使われているのは容易に想像ができますね。
それにしても黒幕がフローリンだったとは…。前回までの話だとてっきりレストン公爵が犯人だと思っていましたが全然違ったみたいですね…。
フリッツとのやり取りからレストン公爵が犯人だと個人的には確信していたのですが、確かに彼が犯人だと明言されている描写は無く、私の勘違いだったみたいです…。苦笑
ちなみに目薬の効果が切れて赤色の瞳に戻ったテオールの姿はすでにマリアンには見られてしまいました…。当然フローリンにも情報はすぐに伝わるでしょうから、もう彼女にはテオールがカイゼンの実子だとバレてしまいましたね。
早くテオールを取り戻さないとアステルたちにとってはどんどん難しい状況になっていきそうです。捜索に出てくれているカイゼンたちを信じるしかないですね。
そしてフローリンが一体何を企んでいるのか気になるところです。
レストン公爵のほうは?
テオール拉致の黒幕がフローリンだったということで、レストン公爵のほうはやはりカイゼンらと同じくテオールを探している状況なのでしょう。
カイゼンたちよりも先に見つけて、皇帝の子供ではなさそうなら殺してしまおうというのが彼の魂胆なのでしょうね。
あと前回の話でフリッツが父レストン公爵に関して何か気づいた描写がありましたが、それは父の部屋にある秘密通路の存在だったようで。
その秘密通路のおかげで皇室騎士の監視の目をかいくぐって早い段階でテオール捜索に人を送り込むことができたらしく。
テオールを自分の管理下に置いているわけではないにしても早く動き始めたのがレストン公爵が余裕そうに見える理由なのかと。カイゼンたちよりも先に見つけ出す自信があるのかもしれません。
またフリッツがアステルに手紙で伝えた内容はまだ明かされていませんが、今回の話を踏まえるとレストン公爵がテオールの命を狙ってすでに刺客を送り込んでいることを教えてくれたのかなと思われます。
フリッツが必死に届けてくれた手紙がアステルにとって役に立つといいですね。
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