ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【56話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
カイゼンはまだ知らない
パーティーの最中にカイゼンは一人バルコニーで過ごし、何か考え込んでいるよう。
彼はテオールの出生について知り、それはつまりアステルに他の男がいたことを意味するため複雑な思いを感じているみたいです。
なるほど~。やはりカイゼンは自身がテオールの父親だとはまだ知らないわけですね。そのことはアステルにとってせめてもの救いでしょう。
カイゼンは今のところ自分がテオールの父親だなんて心にも思っていなさそうですが、年齢を考えたら推測できそうな気もしてしまいます。
アステルがいなかったのは6年間であり、カイゼンの子を身ごもってから姿をくらましたというのは自然な発想だと思うので。
とはいえ瞳の色が違うことが、その可能性を排除する決定的な要因なのかもしれませんね。
ちなみに第54話で触れられていたカイゼンがパーティー後にアステルに伝えたいこととは、テオールと一緒にしばらく首都に残って欲しいということみたいです。アステルとテオールを守るにはそれがベストだからと。
そんな話をされてもアステルが拒絶するのは目に見えますね…。
国婚の噂
国婚の噂はカイゼンの耳にも入り、彼は驚いているよう。当人である皇帝が驚くということはデマだったみたいですね。
カイゼンの推測では、そのデマを流したのは秘書官ベリアンなのだとか。それによってカイゼンのアステルに対する関心を失わせようとしたのであろうと。
う~ん、もしそうだとしたらいまいち腑に落ちないというか…。カイゼンが皇后を迎えるという噂で彼のアステルに対する興味が無くなるものですかね…?
ベリアンが何を考えているのか気になるところです。
セルベルと二人きり
パーティーの最中にアステルはセルベルと会場を抜け出し、庭園で2人きりに。
そしてセルベルはある望みを口にしていました。それはアステルにしばらく首都に残って欲しいと。
セルベルはなるべくアステルの傍に居たいと考えているみたいです。まさかカイゼンだけではなくセルベルまで彼女のことを首都に居させようとするとは。
そんな彼の要求をアステルは受け入れる様子はないのですが、そこからまさかの事態に。
アステルが転んでセルベルに覆いかぶさる形となり、その現場を居合わせた多くの貴族たちに目撃されてしまうという。パーティーの場で過度なスキンシップをとっていたと勘違いされ、周囲からの冷ややかな視線を集めることになりました。
偶発的な事故で面倒なことになってしまいましたね…。
それにしてもさっきまで庭園で2人きりだったのになぜ多くの人たちがこんなところに…?その場にはフローリンもいましたが、彼女の策略な気もしてしまいます。
アステルとセルベルが親しい仲であると噂が広まるとフローリンにとって好都合なのかもしれません。
今後アステルとセルベルの関係が社交界で囁かれることになりそうで煩わしいですね…。
テオールが拉致された
庭園でのセルベルとのことで面倒な目に遭ったアステルですが、そんな彼女のもとには重傷を負ったカレンベルク侯爵が運ばれてきました。
これは恐ろしことになりましたね…。カレンベルク侯爵はテオールと一緒に姿をくらましていたはずですが。
意識が朦朧としているカレンベルク侯爵によると、なんとテオールが拉致されてしまったのだと。事態が大きく動いてきましたね…。
アステルの意向によりテオールを首都から逃がそうとしていたわけですが、逆にこんな危険な目に遭ってしまうとは。
結果的にですがカイゼンの言う通りしばらく首都に留まっていたほうが安全だったのかもしれません。
犯人については今回触れられていませんが、やはり怪しいのはフローリンかレストン公爵あたりでしょうか。
テオール拉致事件の黒幕が誰なのか、そして彼は無事なのか、今後の展開が気になるところです。
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