ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【53話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
バレてしまった
ピクニックでまさかのフローリンに遭遇してしまったアステルたち。
フローリンには乳母が同行していて、少しの間テオールと遊んでくれることに。ぱっと見は優しそうな人なのですが、何か仕掛けてきそうで嫌ですよね…。
そして案の定事件が。乳母が渡してきたお菓子はテオールが食べられない果物リンテールが入っていて、それに気づいたハンナがとっさに叩き落とすことに。そして思わず口を滑らせて体質的にダメなことまで言ってしまいました。
それを聞いた乳母はニヤッと不気味に笑い、フローリンも満足そうに笑みを浮かべているという。
これはマズいですね…。彼女らは用事が済んだかのように帰って行きましたが、初めからこれを確認するのが目的だったわけですね。
あと今回明かされたのが、前々回第51話で触れられていたテオールの偽の生母である女中を連れ去った人物。それはやはりフローリンでした。
その女中からテオールの体質の話を聞き出し、今回確認しに来たのでしょう。厄介ですね…。
あと気になるのはその女中がどこまで知っているかですよね。今回の件でアステルとテオールの親子関係はバレてしまったのだと思いますが、もっと重要なのは父親がカイゼンであるということですから。
もしその事実を女中が知っていてフローリンに教えたりしたらかなりマズそうです。カイゼンのことはバレないように願いたいですね。
真夜中の逃亡
その日の真夜中に逃亡作戦は決行されることに。
ハンナがテオールを抱きかかえて隠しながらこっそりと建物を抜け出し、予定通りカレンベルク侯爵に引き渡すことに成功しました。
ただ途中少しトラブルがあったのが、建物を抜け出したハンナを尾行する何者かがいて、合流したカレンベルク侯爵がぎりぎりのところで尾行の者を倒していました。
カレンベルク侯爵曰く、その者はレストン公爵が送り込んだ人なのだとか。顔を知っていたのかそれとも服装とかで分かったのですかね?
カイゼンに監視をつけられるのではと前回の感想考察で書きましたが、まさかのレストン公爵のほうがそうしてくるとは予想外でした。
ただでさえ昼間にフローリンが登場してヒヤッとしたのに、他でもこんな厄介な目に遭うとはですね…。
この先もまた困難が待ち受けているでしょうが、カレンベルク侯爵にはどうにか頑張ってテオールと一緒に逃げて欲しいところ。
彼らの無事と作戦の成功を祈りたいですね。
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