ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
なぜ隠すの?
アステルが村に滞在してテオールと一緒にお風呂に入っているとき、彼は思わぬことを言い出しました。
なぜ自分の目は赤かったらだめなのかと。
皇族であることがバレないように目薬で赤い瞳を青色に変えているわけですが、ついにテオール本人が疑問に感じてしまったようで。
今までは疑問に思うこともなく言うことを聞いていたわけですが、やはり成長して知能がついてくると理由を知りたくなるのでしょうね。
特にカイゼンが赤い瞳を持っているため、彼と会ったことも影響しているのかもしれません。
そんな彼の質問に、赤い瞳は大事なものだから他の人に見つからないように隠さなければいけないのだとアステルは説明し、なんとか納得させることができました。
それにしてもそんな誤魔化しが通じるのも今のうちなのでしょうね。もっと大きくなったら納得してくれなそうです。
いつかは真実を教えなければとアステル自身も思っているみたいですが、それがいつになるのか…。
父親が皇帝だなんてさすがにショックが大きいと思いますが、それも伝えるつもりなのですかね?
テオールの将来が気になるところです。
この国を治めるため
今滞在している村には伝染病が蔓延しているという話が以前第18話からありました。
イネス熱という恐ろしい病気なのだと。適切な薬があればすぐに治せるみたいですが、不足しているみたいですね。
カイゼンにもその報告が届き、医師や支援金を送って対応するようにと指示していました。
どうやらカイゼンはこの国を立て直そうと必死なようで。今まで彼の政治に関する話はありませんでしたが、彼はかなり誠実で真面目な人間なのかもしれません。
だからこそこの田舎の小さな村でさえ、どうにか救おうとしているのでしょうね。
今まで正義とか悪とかのイメージはありませんでしたが、今回の話を見ているとカイゼンがまともに国を治めようとする正義側で、レストン公爵ら対立する勢力は真っ当ではない悪の連中なのかなという印象を受けました。
アステルが病気に…
村に滞在中、なんとアステルが病気に…。
と言っても例のイネス熱ではなく、普通の熱病みたいです。とりあえず不幸中の幸いですね。
ただ彼女が病気だと聞いた時、カイゼンはイネス熱だと勘違いしてかなり切羽詰まった様子でした。
普通の熱病だと知ったうえでも手厚い世話を使用人に指示していて、カイゼンのアステルへの優しさが見られます。
やはり彼にとってアステルは特別な存在なのでしょうね。
間違っても症状が悪化したり大変な事態にならないよう、アステルにはしっかりと熱病を治して欲しいところです。
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