ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第110話 | 第111話 | 第112話 |
「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【111話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
血縁検査の結果は
フローリンの要求に対してあっさりと血縁検査に応じることにしたアステル。これには逆にフローリンのほうが動揺しているよう。
フローリンとしてはレストン公爵とアステルに血縁関係がないほうに賭けているわけですからね。アステルの実の父はエクレン伯爵であるはずだとほぼほぼ確信していたのでしょう。
それから疑惑の人物であるエクレン伯爵も前に出て3人で血縁検査を受けることに。
それぞれの聖杯に血を垂らし、聖杯が光ったのはエクレン伯爵ではなくレストン公爵のほうでした。どうやらアステルの実の父はレストン公爵だったみたいです。
読者目線でもずいぶん前から疑惑としてあがっていた件ですが、ついに答えが出ましたね。
実はカイゼンとアステルは確信を持っていたらしく。誓って自分は皇后陛下の父ではないとエクレン伯爵が事前に教えてくれていたよう。
以前第90話で明かされたようにジェクリーンと恋人だった期間があってフリッツのほうエクレン伯爵の子ですが、ジェクリーンがレストン公爵と結婚した後に彼女と関係を持ったことは一度もなかったということなのでしょうね。
取り乱すフローリン
予想外の結果にレストン公爵は驚いている様子であり、そして誰よりも取り乱しているのがフローリンでした。
この血縁検査の話も元々フローリンのほうが状況をひっくり返すために要求したことでしたからね。彼女にとって決め手のつもりだったのでしょう。
結果レストン公爵とアステルの親子関係が証明され、いよいよフローリンらは断罪を逃れられなそうですね。
この場での手続きは全て終了したため、再び監獄へと連れて行かれそうになるフローリン。しかし彼女はこのまま終わるわけにはいかないと思ったようで、今度はテオールに狙いを定めたよう。
東部に6年間もいた皇太子殿下を皇帝陛下は探そうともせず家族の資格がないのではと言い放つという。
そうやって幼いテオールのことを傷つけようとしているわけですね。ただテオールを傷つけたところでその後どうするつもりなのかよく分かりませんが…。
そんなあまりにも愚かなフローリンに姉マリアンがビンタをしていました。どこまで醜い姿を見せるのかと。そしてフローリンは虚しく監獄へ連れて行かれることに。
マリアンの痛快な一撃にはスカッとしましたね。
愛情を感じるテオール
フローリンが連れて行かれた後、さっき彼女に酷いことを言われたにもかかわらずテオールは全く傷ついていないよう。
そして彼はカイゼンを見つめ、お父さんは僕を愛して僕もお父さんを愛しているから大丈夫ですと明るい表情で答えていました。
もう誰に何を言われようとも、今父が与えてくれる愛情がテオールを安心させているのでしょうね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第110話 | 第111話 | 第112話 |