ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【110話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
そんなの祖父ではない
レストン公爵との血縁検査を拒否したテオール。
彼は自分と母がレストン公爵からこれまでどんな仕打ちを受けてきたかを皆の前で説明。それはとても祖父と思えるものではなかったと。
血縁検査は家族であることを証明するためにやることだが、自分にはそんな意地悪なお祖父さんは要らないから血液検査もしないと主張したのです。
なるほど…。それで周囲させるのは難しそうではありますが、何か考えがあってのことでしょう。
これに対してレストン公爵は激昂。すぐに血液検査をするようにと神官に圧力をかけたうえ、テオールに暴力を振るおうとするという。
血の繋がりがあるかどうかは置いといて、テオールの言う通りこんな祖父は要らないですよね。
その場に現れたのは
テオールが暴力を振るわれそうになっている中、その場に現れたのはなんとカイゼンとアステルでした。
前回の時点でアステルは凍った湖に落ちたせいで呼吸さえしていない状態でしたが、結局あれから無事に助かったのですね。そしてこの日に合わせて皇宮に帰ってきていたわけですか。
これにはレストン公爵も驚きを隠せないよう。
それからアステルの合図で大勢の者たちが部屋に入ってきて、レストン公爵はすっかりと青ざめている様子。
というのもジェクリーンを診察した医師だったり、皇宮で働いている侍女やシェフだったりと、いずれもレストン公爵が知っている人のようで。
その者たちは各々証言し、その全てがレストン公爵が前皇后を毒殺したという事実を指し示すという。
どうやらアステルは父の悪行を明らかにするため、過去数週間で証人となってくれる人たちを集めてきたみたいです。それがしばらく皇宮を離れていた理由なのでしょう。
血縁検査のために設けられたこの場ですが、アステルはここで父を追い込むことを初めから計画していたのでしょうね。
フローリンの抵抗
自分は罠に嵌められたのだと言わんばかりに無実を主張して声を荒らげるレストン公爵。
その一方で傍聴席にも焦りを感じている人物が。それはフローリンでした。彼女もまた罪人として手を縛られたままこの席へ連れて来られていたようです。
フローリンは状況が悪いほうへ流れていると感じ、どうにかして皇后アステルを引きずり込まなければと考えているよう。
そして彼女はついに口を開くことに。いくらレストン公爵の罪を立証したとしても、血縁検査に背く限り不浄な出生に対する疑惑を振り払うことはできないと。
その言葉を受けたアステルは少し余裕そうな表情で微笑み、この場で父との血縁検査に応じると答えていました。
アステルの実の父はエクレン伯爵であるため、まともに検査を受けるならレストン公爵との血縁関係は無いという結果になるはずですが、どんな展開が待っているのか注目ですね。
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