ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第107話 | 第108話 | 第109話 |
「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【108話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
遭難者のふりをして
雪山で捜索を続けるカイゼンら一行は遭難者の女性を発見。山頂のほうにある家に帰る途中で雪のせいで動けなくなってしまったらしく、ちょうど山を登っている途中の兵士たちに同行することに。
ただフードを深々と被って顔のよく見えないその女性はなんとフローリンの乳母だったよう。
まさかこんなところにいるとは…。遭難者を装って救助隊に紛れ込もうというわけですね。
以前第105話でフローリンが乳母に皇宮の外の状況を調べるように命じており、それで除雪作業や捜索活動のことも把握していたのでしょう。
また救助隊の中には正体がバレないようマスクで顔を隠しているカイゼンもいるわけですが、乳母は彼に近づいたときに一瞬皇帝だと思ったようで。結局そんなはずはないと思い直したみたいですが、オーラで只者ではないと感じてしまったのかもしれませんね。
この場に彼女がフローリンの乳母であると気づける者はおらず。そもそも乳母の顔など誰も知らないのでしょう。救助隊に紛れて何を企んでいるのか不気味です。
アステルに迫る危機
そのころアステルのほうも雪山の頂上のほうから下山してきて中腹辺りまでやって来たよう。
そして周囲には兵士の姿が見られるものの、アステルは警戒して木の陰に身を潜めたまま。その兵士がセルベル率いる救助隊とは限らず危険な相手である可能性も否定できないからと、不用意に姿を現わさないようにしているみたいですね。
しかしそんなアステルの首に突然ロープをかけてくる人物が。それはフローリンの乳母でした。
乳母は救助隊がアステルを捜しているのを知っていて、誰よりも先に見つけて処理してしまうというのが狙いだったのでしょう。
ロープで首を絞められて苦しむアステルですが、鳥かごから飛び出た伝書鳥に乳母は驚いてロープを手放し、アステルはどうにか走って逃げ出すという。こんな形で伝書鳥に救われるとは思ってもいませんでしたね。苦笑
ちなみにアステルは首を絞められているときに相手の顔を見てそれがフローリンの乳母であることを確認できたようなので、皇族に危害を加えたとして後に乳母を罰することができるといいです。
凍った湖の中へ
フローリンの乳母に追いかけられて必死に逃げるアステル。ただ長い距離下山してきたせいか体力は限界であり、助けを求めるため近くにいるかもしれないセルベルの名前を叫ぶという。
一方少し離れたところにいるセルベルはその声を聞きとって、それがアステルだと察したみたいですね。
このままセルベルと合流できるかに思われましたが、なんとアステルが逃げている途中に凍った湖の中へ転落してしまう事態に。氷のように冷たい水の中でアステルの意識は遠のいているよう。
そしてそんな絶体絶命のピンチに駆け付けたのがやはりカイゼンでした。彼もまた湖に飛び込んでアステルを救い出すという。セルベルの名前を叫んだ彼女の声がカイゼンにも聞こえたのかもしれませんね。
ちなみにこのときカイゼンのマスクは外れており、もし見られたらフローリンの乳母や下級兵士たちにも正体がバレてしまうのではとも…。
まあ今はそんなことよりアステルのことのほうが心配ですかね。どうにか無事でいて欲しいものです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第107話 | 第108話 | 第109話 |