ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【101話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
告発文
しばらく平穏な日々を過ごしていたある日、アステルのもとには良くない知らせが。
何者かがある告発文を流し、人々の間で話題となって僅か一日で首都全域に広まっているらしく。
前回ラストシーンでフローリンと何者かが書類らしきものを手に持っていましたが、それがこの告発文だったようですね。
その告発文の内容はというと、貴族夫人と下級騎士の悲劇的な愛の話に加えて前皇后の謎の死についても触れたものなのだと。
登場人物はレストン公爵、ジェクリーン、エクレン伯爵。痴情を織り交ぜて刺激的に描写しており、その名前は直接出してはいないものの推測するには十分なヒントが散りばめられているとか。
告発文に登場する人物が誰なのか推測する過程でさらにこの話が拡散されるのを狙ったものであり、その告発文の狙いは当然自分の評判を落とすためだろうとアステルはすぐに理解したみたいです。
本当にどこまでもフローリンは狡猾ですね…。
裁判の要請
告発文の話が世間で注目される中、黒幕であるフローリンが姿を現しました。
彼女は皇宮を訪れ、人々も彼女に注目しているせいか大勢集まって騒がしい様子。そしてカイゼンが自ら外へ出てくることに。
そこで彼女は裁判を要請すると高らかに声を上げていました。
というのも自分は父クロイツェン侯爵とレストン公爵の悪事を防ぐために最善を尽くしたと。その過程で26年前に前皇后を死に追いやった毒が今回の反逆に使われた毒と同一であるという事実を知ったとか。
だから裁判を開いてレストン公爵家の罪を明らかにしなければならないと言うのです。
今回の反逆の毒の出どころはレストン公爵家だから、前皇后を殺したのも彼らの仕業だろうというわけですね。もちろん疑いの対象はレストン公爵だけではなくアステルも含まれる形になるのでしょう。
これは厄介なことになってきました…。一時のスキャンダルとして忘れられないうちに事を大きくするためにこのタイミングで動いたのでしょうね。
カイゼンは激しい憤りを感じている様子であり、罪人を監獄へ閉じ込めろと騎士たちに命じてフローリンを拘束していました。
事態が大きく動いてきましたが、ここからどんな展開が待っているのか注目ですね。
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