ピッコマで公開されている「皇帝の子供を隠す方法」の感想と考察になります。
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「皇帝の子供を隠す方法」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【10話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
それは罪の意識?
夜アステルが城内を歩いていると、たまたまカイゼンに遭遇しました。
アステルは当然皇帝として接するわけですが、カイゼンからしたらそんなにへりくだって欲しくないらしく。
もっと昔のように近い距離間で会話をしたいということなのでしょうか?
カイゼンのそんな態度やこの間の贈り物、晩餐会への招待なども含め、彼に罪の意識があるのではとアステルは感じたみたいです。
6年前に離婚を切り出したのはカイゼンですし、彼がアステルのことを捨てたという形になったわけなので、そのことに対する罪の意識というわけですね。
う~ん、罪の意識なのかどうなのかカイゼンの本心は未だによく分からず。ただとにかくアステルのことが今気になっているのは間違いなさそうです。
9年前の狩猟大会での真相
少し会話してから立ち去るアステルの後姿を見て、カイゼンは9年前の例の狩猟大会について思い返していました。
前回第9話で花冠をかぶせる際に突然カイゼンの様子がおかしくなって立ち去ったという話がありましたが、その真相が今回明かされることに。
どうやら花冠に血がついていたみたいで。それは狩猟大会の最中にいざこざがあったレストン公爵の仕業なのでしょうか?
血の付いた花冠をアステルにかぶせてしまったことで、動揺したのかカイゼンはすぐにいなくなったわけですね。
当時アステルは急に様子がおかしくなったカイゼンに戸惑っていましたし、当然その理由なんて知らないのでしょう。
ただカイゼンが今もそのことを思い返しているということは、彼にとってショックの大きかった出来事なのかもしれません。
何者かが部屋に
アステルが部屋の引き出ししまっていた箱には、何者かに開けられた形跡が残っていました。
わずかな変化に気づくとは、さすがアステルですね!
う~ん、やはり怪しいのは奴でしょうね!マリアン!
前回晩餐会の最後にアステルとひと揉めしたときも、何か手を打たなければと焦っていたみたいなので、すぐにでも何か仕掛けてきそうです。
その箱には特に見られて困るようなものをしまっていたわけではないですが、盗みじゃなくて入れることが目的かもしれないと彼女は警戒していました。
それもありそうですよね!マリアンが自分で毒薬を飲んで、アステルの持ち物に同じものを仕込んでおくとか。よくあるパターンな気はします。
結局犯人が誰かは分からず実際に何か入れられていたという描写もないですが、裏で何者かが動いているのは間違いないので、アステルには気を付けて欲しいところです。
手紙の内容は
アステルはデンツ城にいる祖父カレンベルク侯爵に手紙を出すことに。
手紙をベリアンに手渡すと、内容を確認したいのだと。ベリアン曰く、外部への手紙は内容を確認することになっているのだとか。
それは嘘だとアステルは見抜いていましたが、まだベリアンは彼女のことを見くびっているのですかね?
舐められているようで心外ですね。
そしてその手紙に何が書かれているのか気になるところ。
カレンベルク侯爵はアステルやテオールをかくまうことに協力してくれていた人物でもあるので、下手なことを手紙に書いていたらまずいですよね…。
テオールは甥だと嘘をついているので、アステルの子供だなんてバレたら一発アウトでしょう。
この後どんな展開になるのかヒヤヒヤしてしまいます。
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