ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【146話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
順調な滑り出し
フィレンティアたちの宅配事業の事業説明会は成功に終わり、早くも注文が殺到している状態のよう。それによってフェレット商会やロンバルディ商会の売り上げは急増しているみたいです。
いや~順調な滑り出しですね。彼女の名声もますます高まりそうです。
ただ彼女は決して気を抜くことなく、これから主要な顧客となる地方の人たちへ向けた領地説明会への準備を進めているようで。
この調子で事業を順調に進め、宅配サービスを人々の生活に欠かせないものにしていけるといいですね。
引き抜きたい?
事業説明会の際にフィレンティアはモナック商会のノシアと話をしたわけですが、どうやらその能力を高く評価したらしく、フェレット商会に連れて来られたらいいのにと思ったよう。
モナック商会の実質的な主人はペレスであり、ノシアはあくまでも表向きの商会主ということでしたが、それでも実力は確かというわけでしょう。
第140話の話だとノシアはペレスを恩人だと考えてかなりの忠誠心を持っているということでしたので、まあ引き抜きはあり得ないですかね。笑
何か事件が?
帝国北部では数日間ものすごい豪雨が続いているらしく。そろそろ”そのこと”が起きる頃だということでフィレンティアはバイオレットに手紙を送っていました。
バイオレットは北部で活動しているため何か伝えることがあったのでしょう。
ただ彼女の考える”そのこと”というのが何かは明かされず。おそらくクレリバンにも伝えていないように見えますが、きっとフィレンティアが前世で経験した事件か何かなのでしょうね。
一体何が起ころうとしているのか気になるところです。
不満が溜まる家臣
ロンバルディ傘下で建設事業を担う家門の当主は不満を感じているよう。
というのもビエーゼが直系の権限を使い、ロンバルディ建設に西部開発を命じてきたらしく。これは第139話でセラルがビエーゼに助言していた件ですね。
傘下の者たちはビエーゼの傲慢な態度だったり仕事の進め方だったりを受け入れ難いと感じているのでしょう。まさについて行きたくないリーダーという感じですかね。
フィレンティアに声をかけられて宅配事業に参加したデボン家やディラード家の人たちは皆彼女を信じてやりがいを持って取り組んでわけであって、事業への巻き込み方や人間関係の築き方に大きな違いがあるのでしょうね。
モナック商会でのこと
モナック商会のペレスとノシアが2人で話し合いをしている場面が。
ペレスはアンゲナス家へ販売するトリバの木の価格をもっと釣り上げるように指示。とにかくアンゲナス家からお金を吸い上げようというわけですね。
一方フェレット商会はアンゲナス家に売っていないらしいとノシアが報告すると、ペレスは少し驚いているようでした。
モナック商会はペレスの意向でトリバの木を高値で販売し、フェレット商会はフィレンティアの意向で何があってもアンゲナス家には売らないということで、方針に大きな違いがありましたからね。
クレリバンのようなタイプの商人であれば間違いなく売るだろうとペレスは考えていたみたいで、実は決定を下しているのがフィレンティアだとは思ってもいないでしょう。
ペレスとしては自身の方針を変えるつもりは無く、そしてフェレット商会の動きを注視するようノシアに命じていました。それぞれの商会が今後どのように動くのか注目です。
大会議の日
皇居で開かれる大会議の日がやってきました。そこには第1皇子アスタナと第2皇子ペレスも参加しているよう。
アスタナはペレスを敵視して睨みつけているようで、きっとこの会議で自分のほうが爪痕を残したいと考えているでしょうね。
ペレスにはこんな愚か者など相手にせず、いつも通りの振る舞いで結果を出して欲しいところ。
またその大会議には少し遅れてルーマン家当主インディート・ルーマンと後継者アビノックス・ルーマンがやってきました。皇居の地理に慣れなくて遅れてしまったとか。
以前にも少し登場しましたがルーマン家は東部の大家門であり、まさに東部問題について議論されるため今回はるばる首都まで来て会議に顔を出したという感じでしょうか。
この大会議でどんな議論が繰り広げられるのか気になるところですね。
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