ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【144話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
クロイトンの訪問
クレリバンのもとにはデュラック商団の長であるクロイトン・アンゲナスが突然訪問してきました。かなり久々の登場ですね。
連絡も無しにいきなり押しかけてきて馴れ馴れしく話しかけてくるクロイトン。いかにも無礼なアンゲナスの人間という感じです。
彼の用件はというと、フェレット商会が保有しているトリバの木を全てアンゲナスに譲れというもの。それもお願いする側のくせに安い値段で交渉を持ち掛けてくるという。
しかもそれは皇后が推進するアンゲナスの開発に使われるものであり、断ったら皇后陛下の意に反することになるぞと強気な態度で圧力をかけてきたのです。
権力を振りかざして理不尽な要求を飲ませようとしてくるとは許し難いですね。それに皇后の名前を使ってまるで自分が偉いかのように振る舞うクロイトンの態度は見るに堪えません。
こんな身の程知らずな奴はさっさと追い返してやりたいですね。
クレリバンの答えは
クロイトンの要求をひと通り聞いた後、ついにクレリバンが口を開きました。彼は到底払うことができるはずのない金額を提示。それ以下では売らないと。
以前第137話でアンゲナスには絶対に売らないというフィレンティアの意向が明かされていたので、クレリバンもその通りに動いてくれたみたいですね。
その答えにクロイトンは攻撃的な態度を見せてきましたが、クレリバンは冷静なまま。
さらに彼は今後デュラック商団は北部の競売でトリバの木を手に入れることはできないだろうと警告していました。我々フェレット商会が全て落札するからと。
そしてクレリバンはそれ以上話し合いに応じることはなく、クロイトンはその部屋からつまみ出されていました。
いいですね~。交渉に失敗しただけではなくクレリバンを怒らせて状況が悪化したわけですから、クロイトンは皇后ラビニに相当怒られそうです。いい気味ですね。笑
ペレスの意向とは逆?
ちなみにトリバの木に関して、以前第140話でモナック商会を率いるペレスが敢えてアンゲナスに売ろうとしているという話がありました。
それもかなりの高値で可能な限りアンゲナス家からお金を引き出そうとしているようで。
そこら辺の考え方はフィレンティアとは真逆ということになりそうですね。
トリバの木を絶対に売るつもりのないフィレンティアと、敢えて高値で買わせようとしているペレス。それぞれの戦略がどう影響し合うのかも注目です。
成長しないアスタナ
第1皇子宮ではアスタナが授業を受けていましたが、全くやる気が無い様子であり、教育係の先生も頭を悩ませているよう。
まあ内心アスタナに呆れているのでしょうね。しかも第2皇子ペレスの優秀さも理解しているみたいで、教育係の身分では正直に言えないでしょうがペレスに比べてアスタナは出来が悪いと思っていそうです。笑
アスタナは相変わらず成長していないようで、アカデミー首席卒業で帰還したペレスとは差が開くばかりですね。
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