ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【142話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
秘密を明かす
商人として経験を何よりも重視すると言うロマシエに対して、フィレンティアは表向きにはずっと隠してきた秘密を明かすことに。
それは彼女がフェレット商会の実質的な主であるということ。表向きにはクレリバンが主とされているものの、実際はフィレンティアが裏ボス的な感じで全ての指示を出していますからね。
予想もしていなかった話にロマシエは困惑している様子。18歳になったばかりの若い彼女がクレリバンらを従えて大きな商会を動かしているというのですから、信じられないのも無理は無いでしょう。
そこで同席しているクレリバンもその話が正しいことを証言してくれることに。表向きには自分がフィレンティアの先生ということにしているものの、実際は全く逆の立場であると。
ロマシエは信じられないような話に動揺しつつも、結局宅配事業を協力して進めるという話を受け入れてくれました。
いや~クレリバンがこの場にいてくれて良かったですね。フィレンティアもこの展開を見越して彼に同席してもらっていたらしく。先の展開を読む彼女の能力はさすがです。
全てを捧げたい人
フィレンティアの部屋を出て行った後、ロマシエとクレリバンは2人きりで話をすることに。
ロマシエはフィレンティアがフェレット商会の実質的な主という話をまだ完全には信じ切れていない様子ですが、全ては本当であるとクレリバンはあらためて強く伝えていました。
これから一緒に事業を進めていくわけで、ロマシエのフィレンティアへの完全な信頼が無いと困りますからね。
それからクレリバンはロマシエが若い頃に後継者争いの真っ最中だったルーラックのことを全てを捧げたい人だと話していたことを持ち出し、自分にとってはフィレンティアがそのような存在だと発言。
クレリバンにとってはフィレンティアは一生共にしたい主君というわけですね。
そんなクレリバンの話を受けてロマシエも自分の中で決心がついたよう。フィレンティアのことを本気で信じてみようと思ったのでしょう。そして彼女が若い頃のルーラックに重なって見えたみたいです。
ロンバルディ商会を率いるロマシエの協力も得られるということで、宅配事業がどのように進んでいくのか楽しみですね。
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