ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第131話 | 第132話 | 第133話 |
「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【132話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ギャラハンの悩み
フィレンティアの誕生日であるにも関わらず浮かない表情をしている父ギャラハン。どうやら彼はあることに悩んでいるよう。
彼の悩みはというと領地の管理について。以前第56話の建国祭の際に勲章を与えられるほかに皇帝から下賜されたチェサユ領地の件みたいです。
そこは農業で繁栄した地域らしいのですが、逆に農業しかやってこなかったせいで凶作の年には苦難に陥るのだと。
ギャラハンは真面目で責任感も強いですから、領民たちが苦しむ状況を放ってはおけないのでしょう。
農業への依存を脱却して安定的に収益を上げるための解決策を考えているようで。ギャラハンのような人物が領主となってくれて領民も幸運でしたね。
クレリバンの助言
ギャラハンの悩みを知ったクレリバンは助言をしてくれることに。彼曰くチェサユ領地は農業を営む広い平野以外にも重要な資産があり、それは巨大な川なのだと。
チェサユ領地に隣接しているノクタ川を少し下ると東部ルーマン領地まで続くエルビー川と交差するとか。それは険しい山岳地帯を迂回できる良い水上貿易ルートになるみたいです。
つまり貿易の中継地点として船舶を誘致しようというわけですね。
まさかこんなにすぐに新たな事業の可能性が開けるとは。クレリバンの知識の豊富さは恐ろしいほどですね。
彼の助言にギャラハンも希望を感じたようで表情が明るくなっていました。ギャラハンが自身の治める領地をどのように発展させていくのか注目です。
まさかの敵対心?
ギャラハンとクレリバンが話をしているとペレスがそこにやってくることに。
クレリバンがペレスの姿を見るのは6年前にアカデミーに発って以来のことのようで、たくましく成長した姿に驚きつつ物凄い威圧感を感じたよう。
確かにペレスはフィレンティアと話すとき以外は無表情で怖いですからね…。
それから挨拶を交わす際もペレスは威圧的な態度を見せましたが、少ししてある程度警戒心を解いてくれたようで、自分のことを試していたのかとクレリバンもホッと一安心したみたいです。
ただまだ少しペレスから感じられる警戒心をクレリバンは最後まで気にしているようでした。
結局ペレスが何を考えているのかは分かりませんでしたね。フィレンティアと親しくしているからクレリバンのことを警戒しているという感じなのでしょうか。
いずれにせよ両者ともフィレンティアにとっては心強い味方なので良い関係を築いてくれるといいです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第131話 | 第132話 | 第133話 |