ピッコマで公開されている「公女様は休みたい」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第81話 | 第82話 | 第83話 |
【82話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
投資失敗
投資自体は成功したものの、大量と金貨を船に乗せていたところ大渦に巻き込まれて沈没してしまったのだと聞くルビア。
これが起きた原因はフィルデハイム皇太子が扉を開けて因果律が狂ったことが原因だと考えます。
がっくりと肩を落としてアカデミーの寮に戻ると、投資資金を借りていたルックリスン商会から手紙が来ているのでした。
因果律が狂ったことにより投資を失敗し、自分の手持ちのお金どころか、借金まで負うはめになってしまいました。
まだ返済期限はあるとのことですが、どのようにして借金を返すのでしょうか。
ルックリスン商会
借金を他の方法で返そうと考えるルビアはひとまずルックリスン商会を安心させるため、社長に説明しようと商会までやって来ます。
しかし、予想以外に手厚くもてなされることを不思議に思うルビア。
社長として登場したのはまさかの兄のスベン子爵で、借金を帳消しにする代わりにアカデミーの長期休みの2か月間家に戻ってきてほしいと話すのでした。
ルックリスン商会はルクセン公国傘下ギルドに属する商会で、公にしていなかったためルビアも知らなかったそうです。
アカデミーで学年代表を務めたおかげで快くお金を貸してもらえたのだと思っていたルビアでしたが、ルクセン大公家からお金を借りてただなんてショックですよね…。
本当のルビアに
返せない金額でもないからとスベン子爵の提案をハッキリと断るルビア。
すると、スベン子爵からルビアを戻らせたい理由は父である公王が長くて2か月の命だからということを知ります。
結局、すぐに断ることはしなかったルビア。
その晩、ベッドで寝転びながら元のルビアにどうしたいか意志を尋ねると、夢に出て来た彼女は家族に愛されたいのだと望みを告げます。
目を覚ましたルビアは独り寂しく死んだ元のルビアの願いは復讐でも恨みでもなく愛であったのかと思うのでした。
先が長くない公王がルビアに会いたがっているそうですが、公国に戻ってまた嫌な目にあわないかが心配です。
元のルビアはあんなに辛い思いをしていたのに、それでも愛されたいと思っているなんて泣けてきますね。
元のルビアはもういませんが、その願いが今のルビアを通して叶うと良いですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第81話 | 第82話 | 第83話 |