ピッコマで公開されている「公女様は休みたい」の感想と考察になります。
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【71話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
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因果律の乱れ
ルビアの忠告通りにおとなしくなったソフィアン。
ルビアがアカデミーを歩いていると、周辺の因果律が乱れていることに気が付きます。
誰かが世の中の裏側につながる門をあけたのだと察すると、オルレアンかフィルデハイム皇太子のどちらかだと予想するのでした。
門を開いたのはフィルデハイム皇太子でしたよね。そして、このリネットアカデミーにある門を200年前に封印したのは、リネットだった時のルビア本人だったようです。
フィルデハイム皇太子が皇位に就くための権能を手に入れようとして門を開いたと知ったら、ルビアはいったいどう思うのでしょうか。
魔法陣の痕跡
誰も自分の元に来ないことに苛立ちを見せるソフィアン。机の上のローソクを倒してしまうと、火が燃え移ってしまうのでした。
一方、魔法陣を使った形跡を見つけるルビア。
門を開けたのがフィルデハイム皇太子で、権能を手に入れるためだと悟ります。
そして、門を開けた彼を待っているのは死だと思うと、少し寂しそうな表情をするのでした。
ルビアは門を開けたものには死が待っていると確信しているようです。リネットアカデミーの門を封印したのも前世のルビアですし、門のことを詳しく知っていそうですね。
寂しそうな表情をするルビアですが、やはり自分の知り合いが死んでしまうのはやり切れない気持ちなのでしょう。
一方、ソフィアンの不注意から火事になってしまいそうですね。大事にならないと良いのですが…。
火事
ルビアが戻ってくると、建物が燃えており、逃げ遅れた女性の姿を見つけます。
葉法使いの救援を待ってられないと判断すると、1人で助けに行くルビア。
中に取り残されていたソフィアンを連れて救出しようとしますが、激しい炎が2人の行く手を阻みます。
すると、今更ながら自分の今までの人生を後悔するソフィアン。そして、ルビアはソフィアンがまだ生きたいのだと知ると、自分に助けて欲しいと頼むように言うのでした。
ルビアは困っている人を放っておけない性分ですね。こんな状況になって初めてソフィアンは自分の過ちに気付いたようです。
ルビアが自力で脱出するのか、それともオルレアンやフィルデハイム皇太子が助けに来るのかが気になるところです。
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