ピッコマで公開されている「皇女、反逆者に刻印する」の感想と考察になります。
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「皇女、反逆者に刻印する」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【57話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
第8皇子ユークリッドの母と第3皇女ブリジッテの母の関係性
ここからはイヴィエンヌの回想シーンになります。
第8皇子ユークリッドの母である第9皇妃アリアドナは、第3皇女ブリジッテの母である第4皇妃ルミーユの侍女出身であり、病的なほどルミーユに忠誠を誓っていると。
そして、そのせいでユークリッドはブリジッテらの政治道具として扱われているのだと。
本当は息子を守るべき母親が率先してブリジッテたちのために息子を利用しようとするなんてひどい話ですね。
前世だと大人になったユークリッドは、ブリジッテの政治資金源確保のために平民の成金の令嬢と政略結婚させられるのだと。
第8皇子とはいえ平民の令嬢と結婚なんて屈辱的だったでしょうね。それと同時に、自分よりもブリジッテを優先させる母にも恨みや悲しさがあったのではないでしょうか。
母親の手前、ブリジッテを支持する姿勢を見せるユークリッドですが、本心はどう思っているかわかりませんね。
ユークリッドの謝罪
回想シーンが終わり、後ろ盾になってくれる母も誰もいないとからかうユークリッドに、剣術練習のことをちらつかせて謝らせようとするイヴィエンヌ。
帝国では錬金術と魔法が重視されているため、剣術の才能のあるユークリッドは母の目を盗んで練習しているらしいです。
このことを母に言ってほしくないユークリッドが、さっきまでの生意気な態度に打って変わって子犬のように謝る姿をかわいいと思ってしまいました。
ちゃんと謝罪をしたユークリッドの頭をイヴィエンヌがなでなでしたところを見ると、2人の関係性はそれほど悪くない気がしました。
なんとなく、これから先イヴィエンヌの味方になってくれそうだと。(個人的な予想ですが)
魔物狩大会でのこと
皇帝デズモンドとのお茶の場でのこと。
魔物狩大会で狙われたイヴィエンヌのその後の容態を気に掛ける皇帝デズモンド。
すると、第6皇女ステファーニャは騎士団を統率したあの時のブリジッテの活躍ぶりの話をすると、最終的に魔竜ガラムートの魔晶石が枯渇するという話題に持っていきます。
イヴィエンヌは前世から何か心当たりがあるようですが、いったいどんな展開になるのでしょうか。イヴィエンヌの表情から見ると、警戒すべき事柄のようですね。
それにしても、イヴィエンヌに仲間が増えてきたとはいえ、相変わらず皇室には敵ばかりです。(皇帝がイヴィエンヌに好感を持っているのは良いですが)
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