ピッコマで公開されている「皇女、反逆者に刻印する」のネタバレと感想になります。
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「皇女、反逆者に刻印する」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
ミカエリスの心情
お前も第7皇女にいつ捨てられてもおかしくないと思っているということか?というシルヴァスティアンの問いに、ミカエリスが言葉に詰まる。
しかし失礼なことを聞いてしまったとシルヴァスティアンは謝り、久しぶりに話が通じる奴と会えて嬉しかったと答える。
2人は握手をして別れるのだった。
帰ろうと1人歩いていたミカエリスは、さっきの出来事について考えていた。
シルヴァスティアンに質問されたとき、なぜか一瞬理性を失ってしまった。
確かにイヴィエンヌも皇族だから裏切ってもおかしくないが、でもなぜか腹が立ってしまう。これも刻印の影響なのだろうか。
彼が自分の気持ちが整理できずにいると、そこにたまたまイヴィエンヌが現れるのだった。
魔法と錬金術
イヴィエンヌは、他の皇族に会ったりした?とミカエリスに聞くと、彼は会っていないと答える。
ロゼニットなどに出会われては困るイヴィエンヌは、ホッと安心するのだった。
そしてイヴィエンヌは見せたいものがあると言い、散歩に誘う。
彼女がミカエリスを連れてきたのは、草木が生い茂った庭園。魔法を使って環境を維持し続けている場所だ。
ミカエリスは、錬金術は分からないが魔法だということは分かると言う。
その発言に、ホムンクルスは錬金術が使えないんだった!と思い出すイヴィエンヌ。
ホムンクルスは魔法を使うことが出来るが、錬金術は全く使うことができないのだ。
被造物の人間に創造主である神の力が与えられないのと同様に、錬金術によって作られたホムンクルスには錬金術が使えないのは当然であると考えられているのである。
ホムンクルスの生殖能力
またホムンクルスは創造が出来ないため生殖能力も持ち合わせていない。
前世でロゼニットは賢者の石でミカエルの子を身ごもったというが、それが事実なら一体どうやって?とイヴィエンヌは疑問に感じていた。
皇帝と皇位継承者のみ触れることが許される皇室の禁断知識にその答えがあるのだろうかと。
そんなことを思い真剣な顔をしているイヴィエンヌに対して、何を考えているんだ?と聞くミカエリス。
すると彼女は無意識のまま、子供をつくること!と答えた。
一瞬その場の空気が止まり、ミカエリスは動揺し、イヴィエンヌも自分の失言を後悔した。
彼女は何とか誤魔化し、そろそろ戻るわよ!と言ってそそくさと切り上げようとする。
部屋に戻るとき、ミカエリスは顔を赤くしているのだった。
ミカエリスの身支度
いよいよロゼニットの誕生日である。
通常指名式は1時間あれば十分だが、彼女の指名式は2時間以上続いてた。
ロゼニットには錬金術の才能がなく、前世では5回目でやっと刻印に成功している。それも父から与えられた賢者の石の力を借りてである。
またイヴィエンヌは、ミカエリスはどうしているの?とセデラーに聞くと、朝早くから身支度をしているのだと。
確かに社交パーティーは男性にとっても気が抜けない場なのである。
まだ身支度の途中だと言うミカエリスの元へイヴィエンヌが向かい部屋に入ると、まだ準備が…!と使用人たちは焦り出した。
ふと立ち上がったミカエリスは、羽織っているものがするっと落ち、彼の裸の姿が露わになるのだった。
【16話】感想
ミカエリスは自分の気持ちがまだよくわかっておらず、整理がついていないような気がしますね。
皇族を嫌いながらも、イヴィエンヌのことを悪く言われるのは無意識に不快に思っているのではないでしょうか。そのうち自分の気持ちをちゃんと整理できればよいですが。
最後に身支度をしていたミカエリスはかなりの肉体美でしたね。続きが楽しみです。
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