ピッコマで公開されている「影の皇妃」のネタバレと感想になります。
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「影の皇妃」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【58話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
サロン
ルシアに変装したエレナはカリフとお茶をしていた。
エミリオと一緒に仕事をすることにしたエレナは、あの後、カリフをエミリオに会わせていた。
カリフは彼からビジネスに対する刺激を受けたようで、彼のことを称賛した。
しかし、父親にビジネスをすることを隠していたのに、なんでこんなことになったのかカリフは聞いた。
ビジネスをしていることがバレたけど、むしろ褒めてくれたのだと説明するエレナ。
そして、話題はカリフが最高の建築士ランドールに会った時の話に。
彼はとてつもない天才で工法や図面がすごかったと言う。そして、"L"の助けのおかげで建築に集中できると感謝していたと。
ランドールとカリフはだいぶ親しくなったようで、良い飲み友達にもなったのであった。
エレナはカリフにエミリオに次に会う機会はいつ?と聞いた。エレナは首都に建物を建てるのにいい土地がないか父に相談したいのだと言う。
その理由は、その土地に男女や身分関係なく新しい討論の場が行えるサロンを作りたいのだと。そして、そこで文化と知性を産み、社交の場でもあり、芸術家の作品発表の場にしようとしているのであった。
文化芸術の集合体であるサロンに多方面の著名人を集め、文化的な波及力を持たせる。そして、そのサロンのトップである"L"は自然に文化の中心になることができると考えたのだ。
ここまでエレナの話を聞いて、カリフは脱帽した。しかし、エレナは驚くにはまだ早いのだと言う。
サロンを象徴する建築物を、新しい建築様式にして意味を持たせたい。そして、その建築をランドールにすべて頼みたいのだと。
そして、そのサロンの近くには連携できる複合文化施設を作りたいのだと話した。
この計画にはアート仲介士であるカリフの役割がとても大切なのだと言うと、これもお願いしたいのだと1通の手紙を差し出した。
貧民街の土地購入
中には地図が入っており、エレナは貧民街の土地を買おうとしているのであった。
1度買ってしまえば、2度と売ることができないような土地。なんでそんな土地を買うのか疑問に思うカリフに、エレナはただ慈善事業をしたいのだと答えた。
しかし、エレナの思惑は実際は違っていた。
まもなく首都で開発ブームが予定されており、大公家は貧民街のある場所に貴族と皇族のみが出入りできる「ノブレス通り」を作る予定なのである。
帝国建国以来の大事業であり、「ノブレス通り」事業の主軸であったリアブリックのおかげで、大公家は大成功を収めるのであった。
エレナはノブレス通りができる予定の貧民街の土地を先に購入し、その成功を阻もうとしているのだ。
所有者は"L"に、代理人のエミリオを通じて土地を購入する。リアブリックにけしてしっぽを掴まれないようにしなければならない。
今日の打合せを終えた時、部屋をノックする音が聞こえた。
カリフが扉を開けると、そこには本を片手に持ったシアンがいるのであった。
【58話】感想
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