ピッコマで公開されている「影の皇妃」のネタバレと感想になります。
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「影の皇妃」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ラファエルのお願い
ルシアに変装したエレナがげっそりとした顔のラファエルを心配すると、彼は笑った。
セシリアに倒れたことを聞いていた彼は、逆にエレナの体調を心配してくれる。
エレナは見ての通りよくなりましたと言うと、彼はほほ笑んだ。
彼の足元に目をやると、そこにはたくさんの紙が散らばっており、ラファエルが思い通りにいっていないことに気付く。
エレナは紙を拾うと、焦らないでください。時には情熱や努力より何もしない時間が答えを出す場合も多いですよと励ました。
それを聞いたラファエルは彼女をじっと見つめると、あなたの書いた絵が見たいとお願いし、エレナは1度描いてみますと返答した。
エレナの描いた絵
さっそく取り掛かったエレナは、何を描くのか迷っていた。
そして、なにかの真似ではなく、"私の絵"を描かないと彼には役に立たないと思うエレナ。
皇妃時代の記憶を呼び起こすエレナ。皇妃になった自分に何の意味があったのか?
私が埋めておいた記憶が見える。はっと目を開けたエレナは、筆をとり絵を描き始めた。
黙々と描き続けるエレナ。
そこには、前の人生で産んだ息子のイアンが笑う姿が描かれていた。
忘れようとしていてごめんねと涙を流すエレナ。
そして、あまりにも下手でしたね、ここに恥ずかしくていられませんと言うと、その場を立ち去った。
ラファエルはそこに残された絵を見て、基本的な感覚と実力はあるけど、高度な技法が使えておらず表現力が足りない。
それでもその絵から目が離せない。
それはなぜか?彼女はこの絵に生きた魂を込めたんだ。
ラファエルは自分に何が足りないのか、本当の絵とは何なのか。少しわかった気がするのであった。
夜。エレナは部屋で、今日書いたイアンの絵のことを思い出していた。
世の中がすべてを忘れても、お母さんだけはあなたを覚えていたよ。
【43話】感想
イアンのことを思い出し、絵をかいて涙を流すエレナの姿は胸が痛くなります。
それだけエレナにとっての大事な何かが絵に反映されたので、きっとラファエルもその絵から目が離せなかったのでしょう。
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