ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【78話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
キイラの意図
前回コゼットのことを挑発したキイラでしたが、今回彼女の意図が明かされました。
偽物の精霊石を見せたのは、やはりコゼットの反応を見るためだったようで。
目の色を変えて飛びついたコゼットを見て、彼女が最も欲しがっているものが精霊石だったのだとキイラは確信したみたいです。
コゼットとしてもそのことは隠しておきたかったようですが、自らバラしてしまうという失態を悔いていました。
また今回もキイラのほうがうわてでしたね!コゼットがキイラの手の平の上で転がされている感じが最高!笑
ジョアンナ邸や神殿でのコゼットの行動は、ただ周囲からの好感度アップのために見えて、それだけではなく精霊石の情報を集めていたみたいですね。
本当に小狡い奴ですが、コゼットの目的を知ったとなればキイラも動きやすくなりそうな気がします。
明かされる全貌
コゼットが精霊石を欲しがっているということを受け、事態は大きく進展しました。
これまで謎に包まれていた全貌が明かされるという。あくまでもキイラの推測として描かれているものですが、真実である可能性が高そうな気がしますね。
まずアイザック・バインベルク伯爵の最大の目的は、ロエナを死に追いやったパルビス大公家とエディンバラ侯爵家に復讐すること。
その復讐計画のために、禁じられた黒魔法で魔族と契約を結び、ロエナの子コゼットを蘇らせたのだとか。
つまりキイラとは腹違いの姉妹ということになりますね…。
どちらが本物の娘かという話になると、どちらも本物だということになってしまうのかもしれません…。
以前第75話で、コゼットが部屋で一人姿の見えない何者かと会話しているという不気味な場面がありました。
この体では弱すぎるだの何だのと意味深なことを言っていましたが、黒魔法で蘇ったとなると、普通の人間ではないということで納得です。
そうなると会話していた相手は契約を結んだ魔族なのでしょう。
それから第76話の皇室図書館でのシーンで、キイラはコゼットの何かに気づいたような描写がありました。
もしかしたらその時に、黒魔法で蘇った説にたどり着いたのではないでしょうか。
過去の描写を振り返ると、今回明かされた話がすごくしっくりきますね!
精霊石を破壊?
キイラの推測として明かされた全貌の続きですが、バインベルク伯爵とコゼットが精霊石を探しているのは、見つけ出して破壊するためらしく。
どうやら精霊石を破壊すると、結界やら何やらが壊れて世の中が混乱に陥るのだとか。
そして数百年ぶりに戦争を起こすというのが、魔族がバインベルク伯爵と結んだ契約の対価ということみたいです。
とにかくコゼットが必死になって精霊石を探しているのは、魔族との約束を果たすためということなのでしょうかね?
確かに魔族のおかげでコゼットが蘇ったということであれば、それ相応の対価を要求されるのは当然かもしれません。
もしくは精霊石の破壊で世の中を混乱に陥れることが、間接的にパルビス大公家とエディンバラ侯爵家への復讐につながるという意図もバインベルク伯爵とコゼットにはあるのかも分かりませんね。
とにかく精霊石が破壊されてしまったら、とんでもないことになってしまうようで…。
キイラにはどうにかコゼットたちの企みを阻止して欲しいですね。
耳飾りにヒビが?
コゼットとのやり取りを終えたキイラは部屋を出て行ったわけですが、ふと窓に映った自分の顔を見ると、身につけている耳飾りの宝石にヒビが入っているようで。
それはおそらく第57話でエレズから貰った護身用の耳飾りですね。
それに突然ヒビが入っているだなんて、なんだか不吉な予感がしてしまいます…。
その耳飾りには特別な状況下でキイラのことを守ってくれる効力があるという話でしたが、具体的にどういう状況でどう守ってくれるかは明かされておらず。
さっきの部屋で怒ったコゼットが手を出そうとしてきて、キイラが軽くいなす場面がありましたが、もしかしたらその時にすでに守ってくれる効力が発揮されていたとか?
さすがにその考えは微妙ですかね…。単にキイラのほうが剣術の修行で鍛錬していて強かっただけに見えますからね。
耳飾りに入ったヒビの真相が気になるところです。
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