ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【128話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ラギバッハに一任?
前回に引き続きかつて開かれた魔族たちの会議の場。
手っ取り早く人間界に侵攻すべきだと主張するラギバッハに対して、エレズら平和主義の魔族は当然反対しているよう。
そして中立の立場であるアザイが間に入り、ラギバッハが人間界を視察して女神の力がどういうものなのかを調べてきたらどうかと提案。
その調査結果次第で魔族にとって危険ではないなら人間界に侵攻しようと。逆に魔族にとって危険であるなら二度と侵攻について論じるのは止めようとも。
アザイとしては同じ魔族である同族の者たちが被害を受けることだけは避けたいみたいですね。彼は仲間想いなのかもしれません。
人間に対しては恨みがあるわけではなくて積極的に戦争を起こしたいとかは無いのでしょうが、仲間を守るためなら戦うことも厭わないという感じなのでしょう。
そういうわけで人間界に対して戦争を起こすかどうかはラギバッハに一任されることに。
ただ戦争を始めたがっている彼女に任せたら、どういう結果になるのは一目瞭然ですけどね…。
魔族の人間界侵攻
ラギバッハが調査した結果、女神は特別な血筋を選んで精霊を扱える力を授けるという事実にたどり着いたよう。
その血筋というのがパルビス大公家ですね。女神に選ばれし水の精霊士一族であり、彼女の調査結果は確かに間違いではないでしょう。
ただ特定の一族に力を与えるだけなら魔族にとって脅威ではないとラギバッハは判断。そのためアザイらと約束していた通り人間界へ侵攻することに。
脅威ではないというラギバッハの判断も彼女の主観による気がしますけどね…。そもそも彼女は戦争をやりたがっているので、考え方が偏るのは当然でしょうが。
それに女神について調査していたラギバッハの言動からして、もし魔族にとって脅威だと判明したら戦争できないからという理由でそこまで真剣に深くは調べなかったように見えますね。
そして人間との戦争の結果は第123話でも触れられていた通り、女神の張った結界の破片が雨のように降り注いで大量の魔族が命を落とすという。
そうなると責任は調査不足のまま人間界侵攻に踏み切ることを推し進めたラギバッハにあると言えるでしょうね。
魔族の中にもラギバッハに責任を追及したい者たちも多いのではと。アザイらの協力も得て奴の暴走を早く止めたいところです。
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