ピッコマで公開されている「実は私が本物だった」の感想と考察になります。
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「実は私が本物だった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【119話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
騒動の真相は
キイラがバインベルク伯爵と面会するために地下監獄へ行くと、彼は口から血を流して倒れており、すぐにラディックとミカエルも駆けつけることに。
確認してみるとどうやらバインベルク伯爵はすでに死んでいるよう。状況からして自決したみたいです。
しかし何やら看守の様子がおかしく、問い詰めてみると少し前にコゼットがここを訪れたのだと。承認もなく勝手に罪人に会わせることは許されないものの、看守曰くなぜか分からないうちに監房のドアを開けてしまったのだとか。
あり得ない話にミカエルは憤っている様子でしたが、キイラのほうはというとおそらくコゼットが魔族の能力を使ったのかもしれないと推測していました。
コゼットの体に入っている悪魔ラギバッハの能力は人の心を操ることだという話が第110話で明かされていましたからね。
そうなるとバインベルク伯爵を操って自決させたのもコゼットということになりそうです。魔族や黒魔法、契約のことなど、バインベルク伯爵が秘密を漏らす可能性を恐れたのかもしれません。
人の心を操るだなんて使い方によってはどんなことでも出来てしまいそうですから、コゼットと接触するときは要注意ですね。
ミカエルの命令
看守の話を受けたミカエルは、コゼットを自宅に監禁するよう部下に命令。
証拠隠滅されないようバインベルク伯爵邸の使用人は皆追い出し、コゼットも部屋に閉じ込めて徹底的に監視するようにと。
そんなことをしても監視している人が操られてしまいそうで怖いですね…。まあその可能性を考えて警戒できるのは魔族のことを知っているキイラだけですが。
とにかくこれ以上コゼットの思い通りにはさせないようにしたいものです。
最期の言葉
ラディックらのもとにはエディンバラ侯爵の容態が急変したとの報告が。
すぐにエディンバラ侯爵のもとへ向かうと彼はだいぶ衰弱している様子であり、弱々しい声でキイラは絶対に大公閣下の実子だと訴えていました。自分は娘を完全にコントロールして育てたから、閣下を欺瞞するはずがないと。
キイラが前大公妃の恋人の子ではないかという疑惑を否定しているわけですね。
以前112話でもエディンバラ侯爵は同じようなことをキイラに対して言っていましたね。娘のことは完全にコントロールしていたから娘のことで知らないことなどないと。
そしてエディンバラ侯爵は自分の話を信じなければ後悔するだろうとラディックに伝え、それを最期の言葉として力尽きてしまいました。
結局争っていたエディンバラ侯爵とバインベルク伯爵は両者とも死んでしまうという。審理が行われていたときにはこんな展開予想もしていませんでした…。
2人の死が今後の展開にどう影響するのか、続きが気になるところです。
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