ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第97話 | 第98話 | 第99話 |
「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【98話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
どんな皇帝になりたいか
ヘルガが魔法を使って危篤状態の皇帝を治療してみるということで、早速皇居へと向かうことに。
その馬車の中でヘルガは戦争に役立つための品物をシェリーと一緒に開発していると明かし、それにあたってロハンに対してどんな皇帝になりたいのかと質問していました。
開発した品物は絶対に悪用されるようなことが無いようにするとシェリーに約束しているらしく、ロハンの答え次第では開発中止ということもあり得るのかもしれません。
そしてロハンの答えはというと、ラインホルト帝国を守れる皇帝になりたいのだと。これまで死んでいった仲間のことを考えて自身の力不足を悔いており、皆を守れる皇帝を目指しているというのです。
その回答にヘルガは一安心した様子。開発した商品を安心してロハンに渡せると思ったのでしょう。
また魔法で制限をかけて他の人には使えないようにしておくとか。それで悪用を防ごうというわけですね。
ヘルガとシェリーの開発が帝国の役に立ち、そしてロハンが少しでも目指す皇帝像に近づけるといいです。
もう手遅れ
皇帝のもとへやってきて早速魔法で治療を始めたヘルガ。しかし精霊のシュシュによるともうこの人間を救うことはできないのだと。
ヘルガの魔力や精霊の力をもってしてもどうしようもないということですね…。
それでも全力を注いで何度でもチャレンジしようとするヘルガですが、皇帝の容態は一向に良くならず、無理はしないでとロハンが止めに入っていました。
ヘルガに任せていたら倒れるまで魔力を使ってしまいそうですから、ロハンとしてもそんな事態は望まないのでしょう。
父の最後の願い
わずかながらヘルガの治療の成果もあってか、皇帝は弱々しくも一時的に言葉を話せるくらいの体力は戻ったよう。
そして皇帝の希望で部屋には息子ロハンと2人きりになり、そこで彼はロハンに大きな責任を負わせることになってしまったことを謝っていました。
それからどうにか帝国を守り抜いて欲しいということに加え、息子には政治のための結婚をするのではなく愛する人と一緒に生きて欲しいというのが彼の願いなのだと。
ロハンにとっての愛する人はもちろんヘルガだけですから、皇帝の願い通り2人が一緒になってくれるといいですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第97話 | 第98話 | 第99話 |