ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【87話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
落ち込むシオン
ソレミオの店の外には何やら男たちの行列が。どうやらカドリアン公子ノアの誕生日パーティーが近づいているため、ヘルガにパートナーの申し込みをしようとする貴族令息が集まってきているみたいです。
一応ヘルガは不在ということでシエナが対応しているものの、皆ずっと店の前で待っているよう。普通に迷惑ですけどね…。
そのことを受けてシオンは落ち込んでいる様子。首都に来てからますますヘルガが手の届かない存在になってしまったと感じたみたいです。
そして自分もヘルガにパートナーの申し込みをできるような人になりたいと思ったようで。
たとえ貴族社会における地位を持っていなかったとしても、シオンは素敵で立派な人ですけどね。彼にはもっと自分に自信を持って欲しいものです。
セイジン公爵家の後継者に?
シオンのもとにはセイジン公爵が訪ねてきました。
どうやら話したいことがあるらしく、場所を変えてあらためて2人きりで話をすることに。
セイジン公爵の用件はというと家門の後継者になってくれないかということ。これは以前から彼が計画していたことですね。
それから自分にもセイジンの血が流れているらしいということをシオンは初めて知り、どうするべきか頭を悩ませているよう。
自分なんかには公爵家の後継者になれないという悲観的な気持ちと、もし公爵になったらヘルガに相応しい人になれるかもという思いがぶつかり合っているみたいです。
悲観的な考えのほうが控え目なシオンらしくはありますが、ついさっきソレミオに並ぶ男たちの行列を目の当たりにしましたから、地位が欲しいという気持ちが強くなっているのかもしれません。
資格はあるのか
セイジン公爵家の後継者になる資格があるのか確認するということで、シオンは公爵家に代々伝わっているという魔道具を渡されることに。
ぱっと見は魔法の杖のような感じでしょうか。それには一度だけ魔法使いではない者を魔法使いにしてくれる力が眠っているのだと。
もしその魔法の杖がシオンに反応したのならば、彼には後継者としての資格があることを意味するとか。
なるほど~。もし後継者になれるうえに魔法使いにもなると。シオンの人生もガラッと変わりそうですね。
ちなみに歴代のセイジン家の血筋でその魔法の杖に選ばれた者は一人もいなかったらしいのですが、セイジン公爵の考えでは本物の魔法使いであるヘルガのそばで長い間魔力にさらされていたシオンならば可能性があるはずだと。
そういうわけでシオンが魔法の杖を手に取ると、見事に反応して辺りは眩しい光に包まれ、そしてシオンの手の中には水色の精霊らしき生き物が現れることに。
ヘルガも5元素の精霊を召喚したりしていましたから、シオンも魔法使いとなって相棒の精霊ができたのかも?
シオンは無事に魔法使いになれたのか、そして本当にセイジン公爵家の後継者となるのか、今後の展開が楽しみですね。
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