ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第81話 | 第82話 | 第83話 |
「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【82話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ユトリート公爵夫人の訪問
ソレミオにはユトリート公爵夫人が突然訪ねてきました。
前回招待状を送ってきましたが、ヘルガが返事をしていないのに待ちきれずに勝手に押しかけてきたみたいです。迷惑ですね。
顔を合わせるや否や公爵夫人はヘルガのことを我が娘と言わんばかりに馴れ馴れしく接してくるという。
まともな親子関係だったことなど過去に一度もなかったのに何を今さらという感じですね。ヘルガが成功しているから関係修復しようという魂胆が見え見えで不快です。
ヘルガはもちろんのこと、その場に一緒にいたディリートも不愉快そうな表情を浮かべていました。
突然の訪問ということでその場ではほとんどまともに会話を交わすことはなく、ヘルガの提案でまたあらためてユトリート邸で話をしようということに。
公爵夫人には最低限の礼儀をわきまえて欲しいものですね。
謝罪されるも
ヘルガは早速ユトリート邸を訪問し、あらためて公爵夫人と2人きりで話をすることに。
まず公爵夫人はこれまでのことを謝罪してきて許しを求めてくるという。そしてヘルガにユトリート公爵家へ帰ってきて欲しいのだと。
しかしヘルガがそんな提案を受け入れるはずなど無く。むしろユトリートと絶縁するという意向を伝えていました。
これには公爵夫人も激しく動揺したようで。お前は死んでもユトリートだなどと声を荒らげてくるという。
これまではヘルガをユトリート家の一員として扱ってなかったくせに自分勝手すぎますね。相手にする価値も無いでしょう。
絶望のどん底へ
話もそこそこに部屋を出て行こうとするヘルガですが、そんな彼女に公爵夫人は必死にすがりついてきました。
ユトリートは全てあなたのものよと。ユトリート公爵になれるのはあなただけだとも。
必死にすがりついてくる公爵夫人にはもはやプライドの欠片も無さそうですね。そうやってまでヘルガを引き留めないとユトリートが存続できないと分かっているのでしょう。
ヘルガは冷静なまま、ユトリートは私にとって何の価値もないと冷たく言い放って部屋を出て行くことに。
公爵夫人は絶望のどん底へ突き落とされたような表情をしていますね。彼女にとってヘルガの帰還が最後の希望だったのでしょう。
ヘルガのことを蔑ろにしてきた自分の過ちを悔いるといいです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第81話 | 第82話 | 第83話 |