ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【49話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ロハンの怒り
今回ロハンが補佐官ウォリックとチェスをしている場面で彼の密かな怒りが垣間見えました。
まずはシラリアンでヘルガに近づこうとする男たちに苛立っているよう。前回ヘルガ目当てで店に押しかけてくる男たちの話が描かれていましたからね。
出来ることなら全員始末してしまいたいとロハンは思っているのでしょうね。
とはいえヘルガの周囲で続々と男たちが行方不明になるなんて事件が起きたら彼女も不審に思うでしょうし、ひとまずはロハンも我慢しているみたいです。
またロハンはユトリート公爵夫人に対しても怒りをにじませていました。
ユトリート公爵夫人がヘルガを冷遇する理由が女中の子だかららしいとウォリックに報告を受け、そんな理由でヘルガが苦しめられたのかと許せない気持ちのようです。
今回ロハンはチェスをしながら終始苛立っている感じでしたね~。その怒りは全部ユトリート公爵家にぶつけて欲しいものです。
テルモンの役目
ロハンとウォリックの話によると、どうやら皇室騎士団長テルモンはユトリート公爵家によるヘルガ捜索をかく乱する役目を果たしているよう。もちろんロハンが命じたことでしょう。
以前第39話でユトリート公爵夫人が部下のヴォルフガングにヘルガ捜索を命じている場面がありました。
おそらく奴らもヘルガを見つけ出すのに血眼なのでしょうが、彼女が見つかってしまわないようにとロハンが妨害してくれているわけです。
自分が知らないところで彼がこんなに助けてくれているとはヘルガも思っていないでしょうね…。
ちなみにウォリックの報告だとテルモンはシラリアンよりさらに遠くのトゥリアンという地にいるのだとか。違う街で嘘の目撃情報でも流してユトリート公爵家の捜索隊を惑わしているのかもしれません。
いずれは奴らの魔の手がヘルガに忍び寄ってくるかもしれませんが、いつでも裏でロハンが守ってくれていると思うと心強いですね。
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