ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【32話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
皇太子ロハンとディリート
ディリートの謁見要請で皇太子ロハンは彼女と会うことに。
前回も触れられていた通りディリートの目的はヘルガのことを元婚約者ロハンから聞き出すことですが、逆にロハンとしてもヘルガの友達から情報を聞き出すのにいい機会だと感じたよう。
お互いにヘルガについて何か知っていることはないか聞き出したいわけですね。
ただ両者ともヘルガがいなくなった理由を知る由もなく。
何ならディリートはヘルガがユトリート公爵家で冷遇されていた事実をロハンから聞いて初めて知ることになり、いかに自分がヘルガについて何も知らなかったのかと落胆した様子でした。
親友だと思っていた相手が自分に多くの隠し事をしていたわけですから、ディリートとしてはショックでしょうね。
ヘルガはこの間ディリートを思い出している場面もありましたし、もちろん友達だとは思っているでしょうが、それでも自分の全てをさらけ出せる相手は一人もいなかったのでしょう。ロハンにも内緒で姿をくらますくらいですから。
魔法使いの杖
それからロハンとディリートの会話は続き、結局何の手がかりも得られなかったと思ったその時、ディリートがある重要なことを思い出しました。
最後に会ったのが第10話のディリートの誕生日パーティー。そこでヘルガはディリートに魔法使いの杖をプレゼントしていたわけですが、なんとその杖は触れた人の情報が記録されるのだとか。
なるほど~。これはヘルガからしたら誤算だったかもしれませんね。
ディリートに貸しを作るつもりでプレゼントしたものでしたが、まさかここで足がつく可能性が出てくるとは。
具体的にどんな情報が記録されるのか今回詳しくは明かされず。
ヘルガは姿をくらますために色々と周到に準備していたでしょうから、その当時の行動などが残っていたのなら、今の彼女にたどり着くヒントになるかもしれません。
ロハンとディリートのやり取りで思わぬ打開策が見つかるとは。今後の展開が楽しみです。
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