ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【29話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ふと思い出す彼のこと
ヘルガはシオンと一緒に着実にお店の準備を進めているよう。
次々と魔道具を復活させ、さらには魔道具と一緒に魔力を蓄えて使える魔石も一緒に売るつもりだとか。
彼女のおかげで魔道具が一般の人にも普及するなんて展開はありそうですね。
そんなやりたい事業に専念できる今の暮らしを楽しんでいるヘルガですが、彼女の頭にはふとした瞬間にロハンのことが浮かんでくるようで。
婚約式の日に彼にキスされたときのことを思い出してしまい、なぜ気になってしまうのかと彼女も自分に戸惑っているよう。
やはり彼女の心の中にはまだロハンが残っていたのですね。それだけでも何だか嬉しいです。
ヘルガのことを想い続けているロハンが報われる日が来るといいですね。
ヘルガの銀行口座
ロハンは前回のユトリート公爵夫人との契約の際に、ユトリート銀行の取引を閲覧する権限を要求していました。
銀行の入出金記録が見れるという水晶玉を入手し、ヘルガの口座がしっかりと動いていることを確認して微笑んでいました。
帝国のどこにいるか分からずとも、とりあえずヘルガがどこかで無事に生きているという証拠を見ることができて嬉しいのでしょうね。
このロハンの想いが彼女に届いて欲しい…。
それからロハンは指定の金額をヘルガの口座に入金するよう部下に命じていました。それも絶対に金額を間違えるなと強く念押ししているよう。
その言葉の意味がこの後分かるんですが、すごく切ない気持ちになってしまいました…。
ロハンからの入金
ヘルガは自身の銀行口座に何者かから入金があることに気づきました。そして彼女はそれが誰かすぐに理解することに。
入金額が10 ,320,729ゴールド。それはロハンとの婚約式の日付1032年7月29日を表す数字だったのです。
絶対に金額を間違えるなとロハンが部下に念押ししたのはこういうことだったんですね…。
それから同様に結婚予定日の金額や、初めて出会った日の金額も立て続けに入金されていました。
いつでも忘れずに待っているというメッセージなわけですが、それを理解したヘルガは少し微笑み、そしてまた切ない表情を浮かべるという。
どんなにロハンが気持ちを見せてくれても、やはりヘルガは絶対に戻らないと心に決めているみたいです。
これでも彼女の心を動かすことはできませんでしたか…。でも確実に彼女の心は揺れているはず!と思いたいですね。
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