ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【24話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ヒリアンヌの決心
ヒリアンヌは皇太子ロハンから招待の手紙を受け、父ユトリート公爵の説得もあって会いに行くことを決心しました。
ただその思惑はまたちょっとズレているんですよね…。
ユトリート公爵からしたら誰でもいいからユトリート家の娘を皇太子妃にしなければならないと思っていて、ヘルガがいないならヒリアンヌを結婚させればいいと考えているよう。
一方のヒリアンヌはというと、ヘルガがいない間にロハンが他の女と結婚したらヘルガが可哀そうだから、自分がその座を守っておくというつもりみたいです。
やはりヒリアンヌは心優しいんですよね。ただ純粋過ぎて空気を読めないような感じもあり、それでいつもヘルガの気を逆撫でてしまっていたわけですから。
ヘルガの気持ちが分かった?
ヒリアンヌは公爵家の冷たさにショックを受ける場面も。
ヘルガがいなくなったのに誰も悲しんでいる様子はなく、そんな家族や使用人たちの冷たい態度にヒリアンヌは驚いている様子でした。
ヘルガはこの公爵家で辛い思いをしていたのかもとヒリアンヌはそこで初めて気づいたみたいです。
もし次顔を合わせることがあれば、もう少しヒリアンヌはヘルガの気持ちを理解できるようになっているかもしれませんね。
公爵夫人の怒り
ヒリアンヌを皇太子と結婚させるというのはユトリート公爵の独断であり、後からそれを知った公爵夫人は怒り狂って執務室に怒鳴り込んでいました。
公爵夫妻の雰囲気もかなり険悪になってきましたね。元々仲の良い感じは全くありませんでしたが、ヘルガがいなくなってから意見の食い違いでますます関係悪化しているみたいです。
公爵夫人としては愛する娘ヒリアンヌを殺人鬼と呼ばれる皇太子と結婚させるのは断固として反対のよう。
そこまで皇太子妃の座を地獄のようなものだと思っているなら、そんなところにヘルガを送り込もうとしているなんて酷い話ですよね。
結婚式まではヒリアンヌ本人が皇居に顔を出すということを公爵夫人も許容したものの、結婚式までにヘルガを見つけ出すと意気込んでいました。
とりあえずヒリアンヌを結婚させればいいと考える公爵、それは絶対に許さない公爵夫人、そしてヘルガの為に皇太子妃の座を守ると決心したヒリアンヌ。
それぞれ全く違う思惑を持つ状況でどんな展開になっていくのか楽しみです。
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