ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【14話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
君の望みなら何でも
ロハンは今回ついにヘルガにストレートな言葉を伝えました。君の望みなら何でも叶えると。
これまでは優しい態度やさりげない気遣いで愛情表現していた気がしますが、これはかなりストレートな表現ですよね。
ただヘルガはそんなロハンの気持ちを受け入れることはなく。何もしないで欲しいと答えていました。
感情に惑わされると自分が苦しむだけだからと、彼女はロハンを頼る気は一切ないみたいですね。
なるほど…。敵ばかりの環境で生きてきたため、誰かを信じるのが怖いみたいな感じなのですかね…?とにかくヘルガはロハンの好意を完全に拒絶していました。
何もしないことがヘルガの望みならと、ロハンは残念そうにしながらもあっさりと身を引いていましたね。そこら辺も押し付けて来ないあたり好感が持てます。
そのうちロハンの思いがヘルガにちゃんと伝わって欲しいところです。
飛行船
これまでヘルガが飛行船事業に投資しているという話は何度か出てきましたが、今回その研究所を訪れました。
飛行船を作った研究員であるシェリーは明るく、ヘルガのことをかなり慕ってくれているみたいです。
公爵家内では冷遇されていても、外に出ると多くの人から尊敬されているのでしょうね。社交界でも注目の的でしたから。
あと初の飛行船にヘルガという名がつけられる予定だったみたいですが、それもヘルガの復讐計画に関係しているよう。
ヒリアンヌを演じて婚約してから結婚前に姿を消すことで、本物のヒリアンヌに結婚を余儀なくさせるという話は以前にもありましたね。第3話で触れられていました。
それに加えて自分が消えて飛行船ヘルガの計画が潰れることで、ユトリート公爵家の名声が極まる直前に全てを破壊しようと。
なるほど~。これはユトリート公爵も公爵夫人も絶望するでしょうね。
そう考えてみるとこれまで色んな事業で成功を収めて公爵家に貢献してきたのに、ヘルガの存在のありがたさを公爵家の者たちは理解していないのでしょう。
当然ヘルガに成り代わったヒリアンヌが事業で成功できるとは思えませんし、本物のヘルガがいなくなって初めてその存在の大きさを知ることになるのかもしれませんね。
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