ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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【118話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ディリートの説得も
ヘルガのもとを訪ねてきたディリート。彼女は顔を合わせるや否や、戦場に出るのは本当なのかと単刀直入に質問してくることに。
やはり前回ディリートがロハンからの手紙で知ったのは、ヘルガが戦争に参戦する件だったようですね。
そしてロハンは友人としてヘルガを説得して止めさせて欲しいと頼むためにディリートに手紙を送ってきたみたいです。
第116話の湖でのシーンでロハンはヘルガの意向を受け入れてくれたかに思われましたが、そうではなかったのですね…。苦笑
戦争に行くなど許さないと言うディリートに対し、どんなに止められても行くつもりだとヘルガは自分の意思を曲げることは無く。
結局最後はディリートが折れてヘルガの意向を尊重してくれました。
この2人の意見がぶつかったときは大体ディリートが譲歩してくれるイメージはありますね。だからこそヘルガと良い関係を築けているのかもしれませんが。
ディリートへの頼み
ヘルガはディリートからダリアに関する情報をもらうことに。その情報によるとダリアは生まれたときから先天的に歩けない体だったのだと。
それにもかかわらず今年に入ってから急に健康体となり歩き始めたらしく。これにはヘルガも驚きを隠せないよう。
ヘルガ曰く魔法でも先天的な障害は治すことが不可能ということで、やはり黒魔法でしょうか。アライラの存在が関係している予感もします。
それからヘルガはディリートへ頼みごとをすることに。ギリアンズ社交界の主役になって欲しいと。
もし身分と名声と皇族の支持まで受けているディリートが動くなら、ダリアも身を潜めている穴から出てくるだろうというのです。
抽象的な表現で因果関係が分かりづらい気もしますが、とにかくディリートが社交界で目立てばダリアはヘルガの狙った通りに動いてくれるはずだということですね。
ここからディリートの活躍に期待したいところです。
薄暗い酒屋で
薄暗い酒屋の店内にはヴォルフガングとロゼットの姿がありました。両者とも少し久しぶりの登場ですかね。
何やらヴォルフガングのほうがロゼットを脅迫しているらしく。というのもロゼットは自分の領地民を死んだ土地の魔物たちの餌として売っているよう。
以前第97話でダリアとロゼットが絡んでいる場面がありましたが、裏ではこんな悪事を働いていたわけですね。
その事実が明らかになったら反逆に加担したも同然ですから、ロゼットとしてはバラされたくないでしょう。
ちなみにヴォルフガングのほうも第95話でダリアからの手紙をヒリアンヌに渡すという役目を果たしていましたが、マグルで死にかけた際に助けてくれたのがダリアであり、その対価としてヒリアンヌと繋がれるよう協力したみたいです。
ただヴォルフガングがそれ以上ダリアと絡むことは無く。建国説話と今の状況が似ていると考えている彼は、ダリアの反逆が成功するとは思っていないよう。
なるほど…。そういうことであればとりあえず彼が戦争においてロハンやヘルガと敵対することは無さそうですね。
取引を
それからヴォルフガングとロゼットは取引を交わすことに。
ロゼット曰くダリアは今度はアカデミーの学生を狙っているのだと。だからヴォルフガングに学生たちを拉致して欲しいとか。
これはどういう意味なのですかね…?ダリアに献上するために拉致するのか、ダリアに連れて行かれるより前に学生たちを保護しようというのか。
ロゼットとダリアの関係性を考えたら当然前者ですが、ヴォルフガングとのやり取りの流れを考えるとよく分からないですね…。
ヴォルフガングとロゼットの今後の動向には注目です。
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