ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【117話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
シオンの気持ち
一緒に浄化魔法の練習をしているヘルガとシオン。前回触れられていたように黒魔法による洗脳を解くための特訓ですかね。
しかしシオンは集中できていない様子。というのもセイジン公爵家を代表して戦場に出る件で考えることが多いみたいです。
そんな彼の気持ちを察したヘルガは、無理して参加する必要はないと助言。自分からセイジン公爵を説得してみるからとも。
シオンのことを気遣ってあげてヘルガは本当に優しいですね。何よりも本人の意思を尊重してくれるようです。
ただシオンは戦場に出たくないわけではなく。怖いという思いもありつつ、自分のように戦争で両親を失うような子供たちがいないよう最善を尽くしたいのだとか。
以前第113話の時点では後ろ向きな印象でしたが、あれから色々と考えて今ではわりと前向きになったみたいですね。それでもまだ不安が残っていてモヤモヤしている感じなのでしょう。
そんなシオンもヘルガと会話を交わしているうちに笑顔を取り戻すことに。戦場で危険な状況になったらお互いに助け合おうと約束していました。
帝国を代表する魔法使いとしてヘルガとシオンが勝利を導いてくれるといいですね。
ディリートが激怒?
ディリートはダリアについて色々と調査しており、彼女の変化について不可解に思っているよう。
数年前までは社交界に全く顔を出さず、健康上の理由で自身の領地内でも姿を見せることがなかったのに、いつから今のようになったのだろうかと。
やはりダリアはある時から別人のようになったのかもしれません。
そんなことで頭を悩ませているディリートのもとにはロハンから手紙が。そしてそれを読んだ彼女の表情は険しくなり、なんでまた私に一言も相談せずに勝手に決めたんだと声を荒らげてヘルガに対して怒っているようでした。
おそらくですがヘルガが戦場に出ることをロハンの手紙で初めて知ったのではと。
確かにディリートはこれまでにも友達なんだから何かあったら相談して欲しいという旨をヘルガに伝えていましたからね…。彼女が怒るのも分かる気はします。
次ヘルガと顔を合わせたときに彼女がどんな怒り方をするのかちょっと怖いですね…。苦笑
ダリアがまさか
ダリアはヒリアンヌに会うためにユトリート公爵邸を訪れていました。
ユトリート公爵夫人はやたらと娘と絡んでくるダリアを警戒しているものの、ひとまずは仕方なく邸宅へ招き入れたよう。
きっとダリアに会わせろというヒリアンヌからの要求もあったのかもしれません。今は洗脳されてダリアに依存しているみたいな状態ですからね。
そしてダリアとヒリアンヌは部屋で2人きり。いつも通りヒリアンヌは自分の意思がない操り人形のような様子。
そんな中で気になる描写が。何があっても私の味方でいてねとヒリアンヌの耳元で囁くダリアの口からはなんと鋭い牙がチラッと見えていました…。
まさかダリア自身が魔物との混血種だったり?牙が生えているなんてそれくらいしか説明がつきませんよね…。真相が気になるところです。
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