ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【112話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
混血種を処理
皇室騎士団長テルモンが夜遅くにマイヤーズ子爵家の邸宅を訪問していました。
突然のことに子爵夫人は困惑しており、息子も母のそばで怯えているよう。テルモンは武装した部下たちも従えていて、そんな人たちが突然押しかけてきたら確かに戸惑いますよね…。
テルモン曰く害虫を駆除しにきたのだと。そして次の瞬間怯えていた息子が目を光らせ、牙をむき出しにしてくるという。
どうやら人間と魔物の混血種みたいですね。やり取りの感じからして子爵夫人も知らなかったのでしょう。
混血種は貴族社会に紛れ込んでいて養子縁組された者が怪しいという話が以前第103話でありましたが、まさにこのマイヤーズ子爵家がそれなのでしょう。
そしてテルモンは怪しい家門を訪れて混血種を処理しているわけですね。もちろんそれはロハンの指示だと思いますが。
テルモンらの活躍で危険な存在である混血種を早く貴族社会から追い出したいものです。
ヘルガの作戦
一方ヘルガはシェリーと医療用飛行船について話し合いをしていました。医療用飛行船は以前第86話で触れられていましたね。
それについてヘルガはあることを計画しているらしく。飛行船に浄化弾を乗せ、死んだ土地に投下して浄化するつもりなのだとか。
彼女は死んだ土地に魔物が急増している事態を把握しており、そしてその土地をダリアが買っているということで、思い通りにさせないよう対処しようとしているわけですね。
ダリアの企みが何なのかはまだ詳しく明かされていませんが、ヘルガの作戦によって彼女の悪事を止められるといいです。
皇帝の死
ヘルガのおかげで少し回復し気力が戻っていた皇帝ですが、昨夜から体調が急変して容態が悪化。それからまもなく皇后とロハンがそばで見守る中で息を引き取ることに。
当然ロハンは悲しみ、そして皇后も涙を流しているよう。結局皇帝を救うことはできませんでしたね…。
ただ皇帝は息を引き取る直前にロハンに耳打ちしていたようで。皇后には警戒するようにと。その言葉にロハンは目を見開いて驚いている様子でした。
そうなると目の前で涙を流している皇后の素振りが不気味に感じますね。内心皇帝の死を喜んでいそうです。
また皇帝の死の知らせはダリアのもとにも届き、そろそろ本格的に動いてみようかと彼女は不気味に笑っていました。皇帝の死がきっかけでまた何か大きく動き出しそうな予感。
ロハンには皇帝の最期の言葉を無駄にしないよう皇后を最大限警戒して欲しいところ。そしてダリアにも要注意ですね。
シーズン2終了
今回の話でシーズン2が終了となりました。
今回のシーズンでは裏で動くダリアやパニアンのせいでヘルガが挫折しそうになる場面もありましたが、結局ロハンやシオン、シエナ、ディリートら大切な仲間のおかげで立ち直れましたね。
ヘルガはこれまでよりもさらに仲間を信じて頼るようになったと思いますし、それが彼女をもっと強くしてくれそうです。
そしていよいよダリアたちとの戦いが本格的に始まりそうなので、シーズン3ではどんな展開が待っているのか楽しみです。
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