ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【111話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
飛行船でのパーティー
ヘルガの飛行船では貴族たちが集まるパーティーが開かれていました。
以前第96話で触れられていた皇后主導のパーティーで、ディリートが諸々の準備を任されていたものですね。
そこで皇后とやり取りを交わしたヘルガは、このパーティーが開催された理由を察していました。
皇后の狙いはというと、ヘルガとディリートを引き入れて貴族派の勢力を強くするというもの。それによりロハンを操り人形にしたいのだとか。
現在ロハンはバイキングの問題や戦争に向けた準備に注力していて、その隙に皇后は実質的なトップの座を手に入れようとしているみたいです。
国外の問題も大変なことになっているのに国内でもこんな厄介な勢力を相手にしなければいけないとは…。当然ヘルガは皇后の思惑通りに動くはずはないでしょう。
今後ヘルガが皇后の企みに対してどう対処していくのか注目です。
ヒリアンヌに忠告
パーティーの最中にはディリートがヒリアンヌの様子をうかがい、そして彼女を引き留めて耳元で忠告する場面がありました。
まずダリアをあまり信じないようにと。ダリアは他の貴族たちを巻き込んでこの国に危害を加えようとしている危険人物で、何か変なことをされそうになったら自分のところにすぐ来るようにとも。
そして最後にどんなことでも協力するからという言葉をヒリアンヌに伝えていました。
これに対してヒリアンヌがどう思ったかはよく分からず…。今はほとんどダリアに洗脳されている状態なので、むしろディリートにこんなことを言われたと告げ口しなければいいですが…。
ヒリアンヌにはどうにか目を覚ましてもらって正しい選択をして欲しいですね。
初代ユトリート公爵が残した力
前回ヘルガが銀髪の精霊とやり取りしている場面がありましたが、どうやらその時初代ユトリート公爵が残したという力を受け取っていたよう。
初代ユトリート公爵とは先代ヘルガのことですね。
その力なら黒魔法で魔力を隠したアライラを見つけることが可能であり、そして対抗することができるのだとか。また力の解放は一度のみであり慎重に使わなければいけないとも。
本当に必要なときが来るまで力は使わずに残しておかなければいけないわけですね。
そして初代ユトリート公爵の残した力をヘルガに授けた精霊は、体がボロボロと崩れていくという。最後まで描かれませんでしたが消滅してしまうのでしょうか…?
彼女は元々精霊の法則を破ってもっと早くに消滅すべき存在だったらしく。やはりアライラのせいで何かタブーを犯すことになったのでしょうか。
そしてそれを初代ユトリート公爵が遅らせてくれていたのだと。おそらく子孫のヘルガに力を授けるという役目を果たすまで延命してくれたということなのかもしれませんね。
ヘルガには初代ユトリート公爵の残してくれた力を活かしてアライラを止めて欲しいところです。
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