ピッコマで公開されている「本物の娘が帰ってきた」の感想と考察になります。
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「本物の娘が帰ってきた」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【108話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ヘルガが婚内子に
ユトリート公爵夫人は詐欺の罪で表舞台から姿を消した夫に会いに行きました。
家門が崩壊しているこの状況についてお互いに責任を擦り付け合うような醜い口論をしつつ、ヘルガの出生の問題に関しても話し合っているよう。
そして公爵夫人の意向により、公爵はヘルガの母である女中を2番目の妻として認めることに。2番目の妻というのは大貴族にのみ許された特別婚姻法によるものなのだと。
それによって婚外子とされていたヘルガが婚内子となるため、これ以上私生児だとして後ろ指をさされなくて済むというわけですね。
前回ヘルガは自分をユトリート公爵家から除名して欲しいと要求しましたが、結局公爵夫人はそれを受け入れなかったよう。そして最終的な解決策がヘルガを婚内子にすることだったのでしょう。
この知らせはヘルガ本人の耳にも届き、私生児と言われ続けるよりはマシだと感じたみたいです。
これはヘルガの意図していたことなのですかね?この展開になるよう仕向けるために除名して欲しいと要求したということなのか。
いずれにせよ私生児問題に関して今までよりも状況が好転しそうなので良かったです。
パニアンへの逆襲
それからヘルガはパニアンに会いに行くことに。
私生児だと世間に知られたことに傷ついて自分に慰めてもらうために来たのだとパニアンは心を躍らせているよう。
ただ会いに来ただけでそんな勘違いをするだなんて本当に愚か者ですね…。
僕がそばにいてあげるからとヘルガの手を取ろうとするパニアンですが、そこにキンダーランド伯爵夫人が登場。パニアンの母親ですね。
彼女はヘルガが私生児だという秘密を記者に流したのが息子であることをすでに知っており、その愚かな行為に憤慨している様子。母親が良識のある人で良かったです。笑
まさかの事態にパニアンは動揺を隠せないようで。もちろんキンダーランド伯爵夫人をこの場に呼んだのはヘルガであり、ここから逆襲開始となりそうですね。この後どうなるのか楽しみです。
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