LINEマンガで公開されている「ハーレムの男たち」のネタバレと感想になります。
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「ハーレムの男たち」の漫画は「LINEマンガ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
届いていない手紙
ヒュアツィンテの元にラトラシルからの返事の手紙が届いた。
"私の送った使節団をもう1度拒否した場合は、タリウム帝国を蔑ろにしたとみなし「それ相応」の対応をさせてもらう。
3年間手紙の1つもよこさなかったくせに、私たちの間にまだ何か残っているだなんて思わないで"
手紙にはこう書かれていた。
ヒュアツィンテはため息をつくと、週に1度は手紙や贈り物もしたのに何を言っているんだ?と不思議に思う。
そして、誰かがそれらを横取りしていたのではないか?と脳裏をよぎるのだった。
この程度書けばラトラシルも何か裏があったと気づくだろうと思いながら、書き上げた手紙を封蝋した。
しかし、側室問題についてはどうするか。こんなことで国交を断絶することはできないし…と頭を悩ませるのであった。
1人目の側室
結局、カリセン帝国からはクラインが送られることとなった。
しかし、あくまでも一時的の話で半年経ち体裁が整ったらなんとか理由をつけて送り返す要請をするのだと言う。
タリウム帝国に向かう馬車に乗り込む前に、そのことを再度クラインに念押しするヒュアツィンテ。
そして、ラトラシルに指一本触れるなと忠告するのであった。
うきうきしながら馬車に乗り込もうとしたクラインだったが、ヒュアツィンテに聞きたかったことがあったと思い出す。
本当にアイニと離婚するつもりなのかと尋ねると、ヒュアツィンテはこう答えた。
最初から離婚するつもりで結婚したことをお前も知っているだろう?それに、アイニは元々反乱を起こしたヘウン皇子の婚約者で2人は愛し合っていた。自分とは政略結婚だし、ヘウンを殺した自分にいつ牙をむくかわからないと。
離婚した後どうするのか?心に決めた相手でもいるのか?と尋ねるクラインに対し、その質問には答えないヒュアツィンテ。
その代わりに、お前はラトラシルの男としてではなく、しばらくの間国家間取引材料として行くだけだということを肝に銘じておけと言うのだった。
クラインの到着
一方、タリウム帝国ではカリセン帝国からの側室の到着を待っていた。
ラトラシルらが外で待機していると馬車が到着した。
まさかのクラインの登場に驚きを隠せないラトラシル。
彼は馬車から降りるなり、ついに捕まえた!と言い彼女を抱きしめた。
俺を手に入れてうれしそうだな?でも身はここにあっても心までそう簡単に渡すつもりはないからなと宣言するのであった。
何を言っているのか理解できない様子のラトラシル。
身分の高い貴族の中から側室が選ばれると思っていたが、まさかヒュアツィンテの弟であるクライン皇子が送られてくるとは。
いったい何を企んでいるの?と思うラトラシルであった。
【12話】感想
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