ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【52話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
アドラを呼びに
パーティー会場のバルコニーで2人きりのエルセラとビセンテ。
大粒の涙を流すエルセラに対し、泣いても解決するものではないので…と言ってビセンテは慰める。
そして彼は涙を拭いてあげようと思ったが、あいにくハンカチを持ち合わせておらず、侍女のアドラを呼びに行くのだった。
一方アドラのほうは会場の中にいて、ダートナー家の令息キャロン・ダートナーに話しかけられていた。
アドラは、ビセンテがオリビアのダンスの誘いを拒否したということをキャロンから聞いて驚く。
またなぜ公爵夫人はダンスも踊れない令息を連れてきたのかと彼が言うと、アドラは寂しそうな表情でうつむいた。
そんな2人の所にやって来たビセンテは、ハンカチを持っているかを確認し、アドラのことを連れて行こうとする。
彼の話から、エルセラが泣いたのだということをアドラは察した。
今ザルデア嬢と話しているのは私だと言ってキャロンは引き留めようとするも、ビセンテはお構いなしにアドラのことを連れて行くのだった。
バルコニーに現われた男
ビセンテがアドラを呼びに行ってから、エルセラは1人バルコニーでさっきの息子との会話を思い出していた。
結局楽になるのはお母様だけですよ。
そんな息子のきつい一言を思い返し、エルセラの目にはまた涙が溢れてくる。
お母さん…私は幸せになれなかったです…ビセンテの言う通り利己的で多くの人を苦しめてしまいました…
そう思いながら1人落ち込んでいたエルセラ。
そんな彼女の元に一人の男がやって来た。それはフアンである。
フアンは、エルセラとカルテン家との騒動を会場で目撃しており、彼女の存在をすでに知っていた。後をつけてバルコニーまでやって来たのだろう。
一方エルセラからしたら、まさかの再会であり驚いている。
そこで初めて2人は自身の家門も含めて名前を名乗り挨拶を交わした。フアンはすでにエルセラがベルンハルト公爵夫人であることを知っているが、エルセラは彼の正体を知らない。
フアンは、自分がロベルト家の次男であることを名乗ると、エルセラは衝撃を受けるのだった。
複雑な気持ち
エルセラとフアンが2人でバルコニーにいたところ、ちょうどビセンテとアドラが戻って来た。
そのため、楽しい時間をお過ごしくださいと言い残してフアンは立ち去ってしまう。
ビセンテは母の近くへ駆け寄り、アドラはハンカチだけ渡して、気を使ったのか彼女もその場を離れた。
アドラから受け取ったハンカチで涙を拭きながら、エルセラはフアンのことについて考えていた。
ロベルト家だったんだ…だから家門を明かさなかったのね…
そのようなことを思い、エルセラは複雑な感情になった。
ロベルト家はエルセラとは明確に対立する家門であり、これまで個人的に良い関係で接してくれていたフアンがロベルト家と知ったのだから複雑だ。
お互い知らないふりをするべきだったのに…とも思った。
そんなことを考えているエルセラに対し、もう帰りましょうと提案するビセンテ。彼の一言でその日のパーティーから帰ることにするのだった。
ハルゼンに見つかる前に
帰りの馬車の中。
エルセラの目が腫れていた。あれだけ大泣きしたのだから当然である。
これをハルゼンに見られてはまずいということで、アドラの提案で寝室まで強行突破しようということに。
アドラとビセンテが先に屋敷に入り、目を引いてるうちにエルセラが寝室に向かって階段を駆け上がるという作戦である。
彼女の突拍子もない提案に、エルセラもほっこりしたのか、そうしましょうと言って笑顔を見せるのだった。
そして屋敷に到着し、作戦通り強行突破を決行。
執事の協力もあり、ハルゼンの目に触れることなくエルセラは自分の寝室に辿り着くことが出来た。
アドラがいてくれて助かったと思うエルセラ。
ハルゼンが来る前に早く寝ないと…と思っていた矢先、まさかの人物が部屋にやって来た。それはハルゼン。
思わず顔を合わせることになり、泣きすぎて腫れた目をハルゼンに見つかってしまうのだった。
【52話】感想
ついにエルセラはフアンの正体を知ってしまいました。これから社交界でも顔を合わせることがあるかもわかりませんが、前のような良い関係には戻れないのですかね。
初めからロベルト家だと知って入ればよかったですが、個人的に親しくなってから敵対する家門だと知ってしまうのは中々複雑なものがあります。
今後のエルセラとフアンとの関係には注目したいところです。
そしてハルゼンに見つかることなく無事に寝室に辿り着いたと思いきや、まさか彼がやって来てしまいまいした。
何を言われることやら…。ちょっと怖いですね。
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