ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【49話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
両家の顔合わせ
いよいよ対面したベルンハルトとカルテンの両家。
ベルンハルト側はハルゼン不在でエルセラとビセンテの2人。カルテン側は公爵と公爵夫人、そして公女オリビアが揃っている。
婚約が決まってから初の顔合わせでもあり、お互いに笑顔で挨拶を交わす。
それからビセンテとオリビアは両親たちから少し離れ、2人だけで会話を始めた。
愛想よく笑顔で話すオリビアに対し、ビセンテはいつも通り言葉少なめながらも、受け答えをする。
そして会話の中でオリビアが彼女が望むことを口にした。それはビセンテと結婚して公爵夫人になるということ。ビセンテの最も大切な女性として生きていくことであるという。
どうしてそれを望むのですかとビセンテが聞くと、彼女はその理由を話し始めた。
自分は公爵家の令嬢であり、結婚市場において王女の次に高貴な存在。そんな自分が公爵夫人になるのは当たり前のことだと。
そして王女がいない今、公爵令息であるビセンテの一番の花嫁候補は自分ではないですかとオリビアは逆に問いかける。
政略結婚についてはビセンテも十分理解し受け入れてるため、その通りだと思いますと彼は答えるのだった。
また時々ベルンハルト邸を訪れたいというオリビアに、ビセンテはそれを承諾し、彼女は笑みを浮かべるのだった。
ビセンテの予想外の行動
オリビアと会話をしているビセンテがふと母のほうを見ると、エルセラはカルテン公爵からダンスの誘いを受けていた。
それはカルテン公爵にとってその日初めてのダンスである。
カルテン公爵夫人を差し置いて私が…とエルセラは戸惑い、また横にいるカルテン公爵夫人も複雑そうな表情をしている。
ただ一人、カルテン公爵だけがエルセラとのダンスを望んでいるようだ。こんな日にお断りになるおつもりですか?とぐいぐい詰め寄る。
そんな母の状況を少し離れたところから見ているビセンテ。
彼は何か思っていることがありそうだ。
よそ見をしているビセンテに対してオリビアが、私にダンスを申し込んでもらえますか?と聞くと、彼は何か迷ったのか一瞬止まってしまう。
そしてビセンテは意外な行動に出た。
彼は突然頭を下げ、残念ながらダンスを覚えられませんでしたと言う。無礼をお許しくださいと。
ビセンテはオリビアとのダンスを断ったのである。
騒然とする会場
オリビアとのダンスを断ったビセンテ。
お互い貴族同士であり、ましてや婚約相手であるにも関わらず、ダンスを断るというのは通常では考えられないことだ。
オリビアは言葉を失った様子であり、カルテン公爵や周りの人々たちも皆2人のほう見て、会場は騒然としている。
ベルンハルトは礼法教育もしないようですね。なぜダンス一つ踊れずに社交界に来れるのでしょう。
周囲ではそのようなひそひそ話が始まり、ビセンテとエルセラには冷ややかな視線が送られる。
そしてエルセラは戸惑っていた。ビセンテは幼いころからハルゼンの意向で徹底的に教育され、貴族の礼儀であるダンスを踊れないはずがないのである。
ビセンテ…?どうして…?とエルセラはただただ困惑する。
カルテン公爵はこのことを当然良く思うはずがないが、それ以上に一番憤っているのはオリビアの母であるカルテン公爵夫人だった。自分の娘の成人パーティーに泥が塗られたのだ。
私の息子が失礼なことをしましたと言って謝るエルセラ。
しかしカルテン公爵夫人の怒りは収まらず、ちゃんと謝罪するようにと要求してくるのだった。
【49話】感想
ビセンテ…一体どういうつもりなのでしょうか…?息子のまさかの行動にエルセラにも冷たい視線が送られ、カルテン公爵夫人からは謝罪を求められる展開となってしまいました。
ちょっと今回の件についてはエルセラが気の毒で仕方がないですね。それでもビセンテにも何か理由があるのでしょう。
直前でカルテン公爵からダンスを誘われる母のほうを複雑な感じで見ていましたが、そのことと何か関係があるのですかね。
ビセンテが何を思っているのか、心情が気になってしょうがないです。笑
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