ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【48話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
国王の意向
弟の勢力が滅びたときベルンハルトの尻尾を掴んだんだって?と側近の男に話しかける国王。
側近の男は、そうですと答えた。ロベルト家が滅びたことについてベルンハルトが関与した証拠があるのだと。
確かにハルゼンは、エルセラの姉であるエシャヒルドを王妃にさせるため、彼女と敵対する第二王子側の勢力を破滅に陥れた。
それがハルゼンの仕業だと思う者はほとんどいないだろうが、国王はそれを知っているようだ。
また第二王子を支援していた家門であるデモンシャー家の本城があるバーデンに、謎の毒草が流通するという事件も発生した。
バーデンの人々はその謎の毒草に犯され、バーデンは崩壊していったのだ。
デモンシャー家の主人であるロンデマン・デモンシャーがその状況に気づいたときに対応しようとしたが、すでに手遅れだったという。
結局ロンデマンは自殺し、伯爵の爵位を受け継いだカサロ・デモンシャーも本城で亡くなった状態で発見された。
その毒草はベルンハルト家の配下にいたケシャルン・チェイソン男爵が流出させたもの。そして毒草はルーデンシアだけで生える植物である。
その後チェイソン男爵の生死は不明だが、ベルンハルトが生かしておくわけがないだろうと国王は推測するのだった。
ベルンハルトが国法を破ったという証拠はいくつかあるが、失脚させるにしても、彼らは国境を守る家門であり、代わりとなる家門を探さなければならない。
そんな状況で国王は、ロベルトを呼び戻すと言う。
そして国王は今は亡き王妃エシャヒルドの言葉を思い出していた。
セシリア・ロベルトが死んだのは私の過ちでしょうか?私の家門を恨みますか?そのおかげで貴方はその立場にいられるのに。
そう問いかけてくるエシャヒルドの言葉を思い出し、国王は意味深な表情を浮かべるのだった。
カルテン公爵の話
国王と貴族たちの会合が終わった後、ハルゼンはカルテン公爵と王宮の廊下ですれ違った。
そしてカルテン公爵はこのように話しかけてくる。
私の娘は良い父親を持つことは出来なかったようだね。でも娘は私が自分の成人パーティーに出席するより、もう一度国王に謁見することを望むだろう。私に似て欲張りなんだ。
そのようなことを言ってくるカルテン公爵だが、ハルゼンは特に返事をすることなく通り過ぎようとする。
そんなハルゼンに対し、カルテン公爵は話を続けた。
自分はハルゼンとは違って欲望に満ちた人間であると。世間は自分のことを非難することもあるが、誰もが欲望を持っているもの。
そのようなことを一方的に語り、ハルゼンはただただ聞いている。
そして最後に、欲望はつまらないものではないと覚えておいて欲しいねと言い残して、立ち去って行く。
カルテン公爵はそのまま娘の成人パーティーへ向かって行くのだった。
カルテン公爵の到着
カルテン公女の成人パーティーでは、公女オリビアが父が会場に来るのを待っていた。
一緒に待っている公爵夫人は、夫の到着の遅さに少し不機嫌そうにもなっている。
彼女たちが心待ちにしていると、ついに王宮から帰って来たカルテン公爵が到着する。オリビアはニコッと嬉しそうに笑った。
エルセラたちも、カルテン公爵が来たことを確認し、早速挨拶に行こうとする。
あなたも一緒に行く?とアドラにも声をかけるが、彼女は気が進まないようだ。
結局エルセラとビセンテの2人だけで挨拶に向かいうことに。
カルテン側は親子3人勢ぞろいに対し、ベルンハルト側はハルゼン不在でエルセラとビセンテの2人のみではあるが、ついに両家の顔合わせが行われるのだった。
【48話】感想
国王はベルンハルトに対してあまり友好的ではないのですかね。これまであまり描かれてきませんでしたが。
王妃がフィサリーデ出身のエシャヒルドであり、彼女の妹がベルンハルト公爵夫人であるため、もっと良い関係かと思っていました。
国王と各貴族たちの勢力図がかなり複雑になってきましたが、今後どうなっていくか注目したいところです。
また初めての両家顔合わせの場面。何事もなく無難にこなせればいいですが…。続きが気になります。
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