ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【44話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
カルオンと貴婦人
実はカルテン公女の成人パーティーに出席していたカルオン。彼はとある貴婦人と会話をしていた。
その貴婦人は、ベルンハルト家がカルテン公女との婚約を選ぶとは意外ですねと話しかけてくる。カルテン公女を直接見たらそんな決定はされなかったでしょうにとも。
同調されるようなことを言って親しくなろうと考えたのか、カルテン家を少し蔑むような発言をするが、そんなことないですよとカルオンは適当に受け流す。
カルテン公女も素敵だと噂じゃないですかと、彼は当たり障りのない返答をして、同調することはなかった。
そのような話題を持ち出してきたその貴婦人には企みがあった。
カルオンを説得すれば、自分の娘をアレクシス王子の乳母に置いてもらうこともできるはずと。
アレクシスは今は亡きエシャヒルドが残した息子であり、エシャヒルドの代わり乳母がお世話をしている状況だ。
そしてカルオンはエシャヒルドの兄弟であり、国王に対しても発言できる影響力を持っていることから、カルオンを説得しようと考えるのは自然な流れである。
そのようなことを考え、最近アレクシス殿下が心配ですねなどとその貴婦人は話を切り出すが、カルオンには通じなかった。
まるでお見通しかのように毅然とした態度で振る舞うカルオンに、貴婦人のほうがたじろいだ。
そんなところにカルオンの息子ラセリオンがやって来て、エルセラもパーティーに出席しているということを伝えてくる。
その話を受け、カルオンはエルセラの元に向かおうと思った。
逆にカルオンはラセリオンに、ヘリート嬢に会いに行ったら?と言うと、特別な感情を持っているのかラセリオンは顔を真っ赤にして恥ずかしがる。
カルオンは貴婦人に別れを告げ、エルセラのいる方へ向かうのだった。
ロイドンの助言
エルセラのほうもロイドンとの会話を終えたところだが、立ち去ろうとするロイドンはその足を止めて再びエルセラに声をかける。
そして、言うべきかどうか悩んだんだけど…と彼は切り出すと、ロベルトの息子たちがここに来ていたと言う。
その話にエルセラはビクッとする。
王妃だった姉エシャヒルドと敵対していた第二王子の息子ということになり、当然フィサリーデ家とは良い関係ではない。
知っていて損ではないだろうからとロイドンは教えてくれたようだ。
兄妹の再会
ロイドンからの助言を受けた後、一人になったエルセラは息子ビセンテのことを気にして彼の元へ行こうとすると、彼女の目の前に今度はカルオンが現れる。
ビセンテのことを気にしているエルセラに対し、あまり過保護にするのも良くないぞと言うカルオン。もう15歳だし父親ハルゼンにそっくりだったとも。
その言葉を受け、エルセラは何かを思ったようだ。
ビセンテのことをずっと子供だと思ってしまっていたが、それは幼い時に面倒を見てあげなかった罪悪感のせいだろうか。それとも、もしかしたらもう時間がないかもしれないという焦りからなのか…
前世の通りであれば3年後にエルセラは病気で死ぬわけで、病名の調査をバーグマンに頼んではいるものの、今世で死を回避できる保証などない。
そのようなことを考えたエルセラは、結局カルオンの言うことも一理あると思い、ビセンテのところへ行くのをやめた。
そして兄と話すのも悪くないねと言って、カルオンと話をすること。
ちょうど聞きたいこともあるからと言うエルセラに対し、何なのだろうかとカルオンはキョトンとするのだった。
【44話】感想
カルオンと話していた貴婦人は一体誰なのですかね。名前も出てきていませんが、何か企みがあるようで、今後も物語に関わってきそうな感じです。
ビセンテのことを気にするエルセラでしたが、過保護も良くないぞというカルオンの言葉を受けたときの彼女の表情が印象的でした。
冷たく接した過去の罪悪感か、死ぬかもしれなくて時間が限られている焦りからなのか。エルセラは色々と考えを巡らせていましたが、なんだか可哀想ですね。結局失ったこれまでの時間を取り戻すのは不可能なので。
本当に幸せになって欲しいですし、ビセンテとの関係も改善してほしい!とますます思ってしまいました。
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