ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【42話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
エルセラの友人たち
カルテン公女の成人パーティーに参加しているエルセラ、ビセンテ、アドラ。
会場をうろついていると、たまたまビネシュ伯爵夫人とアクラ子爵夫人に遭遇する。彼女たちはエルセラの古くからの友達だ。
再会を嬉しそうにする3人。
一応ビセンテは幼かった頃に会ったことがあるようだが、ほとんど初対面のようなものであり、名前を名乗って挨拶をした。
それからビネシュ伯爵夫人とアクラ子爵夫人もまた、ビセンテがカルテン公女と結婚するという噂を耳にしたらしい。ついさっき遭遇したメイアンズ伯爵夫人と同様である。
多くの人に婚約話を知られてしまっており戸惑うエルセラだが、ビネシュ伯爵夫人ら曰く、結構前からその噂はあったという。それが確実になったのが今日なのだと。
そんな話をしているとエルセラの周りには他の貴婦人たちも集まって来る。
エルセラは暫く社交界の場に姿を見せていなかったため、久しぶりだからと皆寄ってきたようだ。
初めてのパーティーの場にまだ慣れていないビセンテは、なんだか気まずそうにしており、そんな彼を気遣ってエルセラは夫人たちを少し離れた場所に連れて行くのだった。
体調不良のビセンテ
エルセラは貴婦人たちと楽しそうに会話をしている。
そんな光景を離れた場所から見ているビセンテは、何がそんなに楽しいのか…と冷めた目で見ていた。
暫くして貴婦人たちとの会話を終えたエルセラが、会場の隅で一人座っているビセンテのところにやって来る。
ビセンテの顔色は悪く、どうやら頭がクラクラするのだと。
慣れない場所に来たことによるものだから少し休めばすぐ良くなると本人は言うが、エルセラは息子の体調不良を心配した。突然クラクラすると言い出したのだから、彼女からしたら大事である。
昔は見た目によらず病弱だったこともあり、医者でも呼ぼうと言い出すエルセラ。しかしそれを遮るように、お母様!とビセンテは強く声を荒げて立ち上がった。
その言葉がなぜ今出てくるのですか!と声を上げて、彼は少しヒートアップする。
ビセンテは、母の昔の冷たかった態度や、それにも関わらず今さら幼かった頃の話を持ち出してくることなど、色々と納得がいっていないようだ。
そっぽを向いてしまうビセンテに、私があまりにも勝手でごめん…とエルセラは謝る。
そんな険悪なムードになっている2人の会話を、柱の陰からアドラが聞いており、彼女もまた悲しそうな表情でうつむいているのだった。
【42話】感想
初めてのパーティーの場で、知り合いもいなくてビセンテからしたら結構なストレスだったのかもしれませんね。
そんな息子を心配するエルセラでしたが、ビセンテのイライラの矛先はエルセラに向かってしまったようです。彼の中でも母に対してまだ納得いかない部分があるのでしょう。これまでずっと無関心で冷たくされてきたので。
エルセラとビセンテの関係が早く改善されてほしいですね。
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