ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第31話 | 第32話 | 第33話 |
「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【32話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
家臣たちの会話
公爵夫人であるエルセラのことをどう思っているか、ガリオンに質問するコンタール男爵。
彼は男爵夫人に説得されたこともあってか、これまでエルセラに無関心過ぎたのではないかと話す。
そんなコンタール男爵の主張に、フィサリーデからやって来た部外者である公爵夫人を外すのは当然のことだとガリオンは反論した。
ベルンハルト家のものはフィサリーデ家のことを良くは思っておらず、ガリオンもそのうちの一人である。
それでもコンタール男爵が、公爵夫人が望むなら家門の内政を任せてもいいのではと言うと、ガリオンも渋々ながらその意見を受け入れる。
エルセラもベルンハルト家にやって来てからもう16年が経つ。本人が望むなら妨げることは出来ないだろうとガリオンは答えるのだった。
ビセンテの意向
ハルゼンがエルセラをお姫様抱っこした状態で、2人はベルンハルト公爵邸に帰って来た。
行方が分からなかったエルセラが無事帰って来たということで、使用人たちや息子のビセンテも出迎えているわけだが、お姫様抱っこの状態で皆の視線を集めてしまっている彼女は恥ずかしさで一杯になった。
それからエルセラはハルゼンに降ろしてもらい、ビセンテと対面する。
ビセンテは、早速婚約の件について彼の考えを話し始めた。そもそもエルセラが家出したのが彼の婚約話がきっかけであり、彼自身の考えを伝えたかったのだろう。
婚約によって自分が犠牲になるとは考えていませんとビセンテは言う。そうやって育ってきたからと。
息子が幸せになってくれるかエルセラは相変わらず不安であり、本心では政略結婚はさせたくはないと考えていた。
それでも、君の意向がそうであればそうしよう!と、ついにエルセラもカルテン公爵令嬢との婚約を受け入れるのだった。
前世での後悔
息子の婚約を受け入れたエルセラは、ふと前世の記憶を思い返していた。
前世でのこと。
死ぬ直前の彼女は不思議なほど穏やかであった。死を予感したせいだろうか。
それと同時に、これまで無関心で冷たく接してきた息子ビセンテのことがなぜかしきりに気になってしまう。
愚かなことに、そこで初めてそれが愛であることに気づいたのである。
そしてベッドに寝たきりになったエルセラは、ビセンテのことを抱きしめてあげたかったが、もうそんな力は残っていなかった。
彼女はそんな前世での記憶や後悔を思い返し、エルセラはこう言った。
一度抱きしめてもいいかな…?
ビセンテはそんな母の提案を受け入れ、エルセラはギュッと彼を抱きしめる。
エルセラは前世でもこうしてあげたかったと思いながら、遅くなってごめんねと涙を流して言うのだった。
見知らぬ男
そんな母子の様子を傍らで見ているハルゼンの元に、部下の男から報告が届く。
どうやら商人たちに聞き込みをしたところによると、今日の昼間エルセラと思われる女性が見知らぬ男と市場を歩いていたという。
それはフアンのことだが、エルセラの口から彼の存在は語られていない。
ハルゼンの部下はまだ彼の身元を突き止めることが出来ておらず、その男を探せ!とハルゼンは指示する。
ハルゼンの表情は雲り、怒りからか拳をグッと握りしめるのだった。
【32話】感想
コンタール男爵のエルセラに対する考えが変わって来たようです。これまで部外者扱いしていましたが、内政を任せてよいのではと主張していました。エルセラにとっては追い風ですね。
ついにエルセラは息子の婚約を認めることに。相手はオリビア・カルテンですが、絶対性格悪い奴なので嫌ですね…。正直どうにか破綻してほしい!笑
この婚約はもう覆らないのでしょうかね…。これは目が離せません。
それからフアンと一緒にいたことがバレてしまいました。まだフアンの正体までは突き止めていないようですが、ハルゼンは密かに怒っていそうです。いや~怖い怖い。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第31話 | 第32話 | 第33話 |