ピッコマで公開されている「花は舞い風は歌う」のネタバレと感想になります。
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「花は舞い風は歌う」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
エルセラの訴え
エルセラの知らないうちに息子ビセンテのオリビアとの婚約話が進んでしまっていた。ビセンテ本人も知らず、全て父ハルゼンの独断で決めていたようだ。
婚約相手は家の主が決めることだから気にしないとビセンテは言うが、エルセラは母親としてとても納得がいかない。
急ぎで屋敷に帰り、ハルゼンのいる執務室へ直行する。
エルセラはハルゼンと顔を合わせるや否や、婚約話について切り出した。
彼女は息子の婚約について許可できないと主張するが、もう決まったことだからとハルゼンはその主張をはねのける。
婚約はカルテン公爵がコンラッド王国へ発つ前に決まっていたことであり、決定事項だという。
それならばカルテン公爵が戻って来るまではまだチャンスがあるはずだとエルセラは思うのだった。
ハルゼンを説得できるか
貴族において婚約は同じ水準の家柄同士であることが重要だと話すハルゼンに対し、それよりも重要なことがあると言うエルセラ。
息子の結婚相手が狡猾ではないか悪辣ではないか。それらを知ったうえで婚約するべきだと。息子には幸せだと感じて欲しいと訴える。
そんなエルセラの必死の訴えも、ハルゼンには効かなかった。
むしろ逆に、今さら母親気取りかとこれまでの息子への無関心ぶりを指摘され、今回ばかりは引くようにと言われてしまう。
エルセラは涙を流しながら、怒りをぶつけられる人が誰一人いなくてそれが全てビセンテに向てしまっていたと後悔をにじませて泣き叫ぶ。
そして、私はあの時本気で死のうと思っていた…と言いながら、エルセラの頭には過去の記憶が思い浮かぶ。
それは結婚する前、まだフィサリーデ侯爵家にいた頃の出来事であった。
【15話】感想
ハルゼンは本当に独断で婚約話を決めていたのですね。エルセラにも相談するべきでしょと思ってしまいますが、これまでの息子への無関心ぶりを指摘されてしまうと、エルセラとしては苦しいものがありますよね…。
あの時本気で死のうと思っていたと言ってエルセラの回想が始まりますが、過去にどんな辛いことがあったのでしょうか。
これまでの話だと、フィサリーデ家では何不自由なく幸せに暮らしていたと持っていたので、何があったのか気になります。
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