ピッコマで公開されている「ゴミ捨て場の皇女様」のネタバレと感想になります。
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「ゴミ捨て場の皇女様」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【36話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ケヒルの企み
屋敷の一室で怪しげに何かを企んでいる男。ケヒル・フィレオンである。
そろそろ機が熟す頃だと彼は一人呟いていた。
以前は様子をうかがった時は遭遇した護衛騎士が思っていたよりも優れており、皇帝を含め子供たちも皆神力を持っていた。
末っ子の皇女と接触した時も、何者かのオーラが彼女の周りをまとって保護していた。
色々な面で困難があったが、明日末っ子の子供も連れて皇帝たちがフィレオン領にやって来る。
ケヒルはそのようなことを考え、楽しみだと微笑んでいた。
そんなとき突然部屋の雰囲気が変わり、ふと目を横にやるとそこには精霊が現れるのだった。
精霊の警告
ケヒルの目の前に突然現れた精霊。
彼は、君を警告しに来たとケヒルに対して言う。
ルーには手を出すなと。ルーとは精霊がエストレラを呼ぶときの呼び名である。
もう一度あの子に危害を加えようとするならお前の命はないだろう。
精霊がそう言いながら手をかざすと、ケヒルの右足が突然凍り始めた。
しかしケヒルも冷静な表情で、この程度…と言って炎を出現させ、瞬く間に氷を溶かしてしまう。
するとニヤッとした精霊が今度は彼の右腕を凍らせた。
こんな氷何度でも…と言うケヒルだが、今度の氷はなぜか解けない。
こいつまさか?と彼は心の中で思い、お前がどうしてここにいるんだ?長い永眠についたと聞いたが…と言う。禁忌を破って力の8割失ったんだって?とも。
また、幼い姿で気づかなかったが力を失うとともに外見も一緒に幼くなったんだなとケヒルは言う。
ただそれに対して特に精霊が反応することはなく、とにかく警告はしたぞ!と言い残して消えていく。
一人残されたケヒルは、この氷溶かしていけよ!と焦りながら叫ぶのだった。
いざフィレオン領へ
エリアスらと騎士団は、転送魔術でフィレオン領への移動を行っていた。
君を危険なところに連れて行ってすまないねとエストレラに謝るエリアスだが、彼女は大丈夫だと答える。
そして彼のことをおじさんと呼ぶエストレラに、違う呼び方にしてくれないかと提案した。”パパ”はどうかと。
エストレラはそれを承諾し、エリアスのことをパパと呼ぶのだった。
危ないところに連れて行くことを改めてエリアスは謝り、カリザンもウィリアムも一緒にいるからと言って彼女を安心させる。
いよいよ転送魔術で彼らが移動する番だ。彼らの下にある魔法陣が光始める。
エリアスに抱っこされたエストレラがふと目線を上げると、手を振っている男。それはケヒルであった。
どうやら彼は昨日寝ずに苦労して精霊に凍らされた右腕の氷を溶かしたらしい。
ケヒルはエストレラに手を振りながら微笑んでおり、エストレラは以前彼に会ったはずだが、記憶が消されてしまっているので誰か分からないようだ。
ケヒルは昨日エストレラに手を出さないよう精霊に警告されたわけだが、するなと言われるともっとやりたくなっちゃうなと思っているのだった。
エリアスの胸にうずくまるエストレラ。どんなことがあってもパパが守るよというエリアスの言葉に彼女は微笑みながら、彼らは転送魔術でパッと姿を消すのだった。
【36話】感想
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