ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【35話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
魔精石の供給制限
レイナは魔精石の供給制限のため仕事に取り組んでいた。
その需要は彼女が想像していた以上であり、世話になっている魔塔からの供給量増加の依頼ですら低調に断ることに。
そして肝心のエスバット侯爵家やブラックジャック商団に友好的な家門に対しては、魔精石の供給を完全に停止。
それにより、魔精石の供給を受けるためにエスバット侯爵家との取引を断つ家門が増え、狙い通りブラックジャック商団を窮地に追い込むことに成功した。
恩は2倍に、恨みは10倍にして返すのが礼儀よ。
レイナはそのように思っているのだった。
モニカの訪問
ブラックジャック商団が追い込まれたことにより、エスバット侯爵家からはモニカがレイナのもとにやって来た。
以前の人生ではモニカと対面するのを怖がっていたレイナだが、今はもう平気である。
その訪問でモニカは大量の金品を用意してきて、レイナに受け取ってほしいのだと。狙いはもちろんブラックジャック商団に再び魔精石を売ってほしいということである。
レイナの前では笑顔で振る舞って見せるモニカだが、心の中では酷くレイナのことを憎んでいた。
私から公爵夫人の座を奪っただけでは飽き足らず、私の事業まで台無しにしてくるとはね…と。
命名式の直後
モニカが以前レイナに会ったのは、エルの生後50日の命名式の場。
その命名式の直後、モニカは父エスバット侯爵にその儀式でのことを報告していた。
レイナは思ったよりも難しい女であったということ。そしてエドハールの態度も変であったと。
その儀式ではエドハールはレイナのことを擁護する姿勢で、モニカに対して厳しく接していたのだ。
そしてモニカは、レイナに”真実の誓約”をさせるべきだったのに…と思っていた。世間知らずだろうからと簡単に誘導できると考えていたようだ。
当分は自重するようにとエスバット侯爵に言われると、モニカはグラスを机に叩きつけるように置いて憤りをみせる。
最初からお父様が公爵夫人の地位を奪われなければよかったのではないですか!と彼女は声を荒らげた。
そして、自分たちと手を組みたいと言ってきた者に一度会ってみると言うのだった。
強気のレイナ
モニカが大量の金品を用意してきたわけだが、レイナはそんなものでは満足しなかった。
ブラックジャック商団が不法取引でこれまでヒスビリアン家に与えた損害は甚大なものである。
だからそれに相応しいものを差し出した方がよい。そうでなければ不法取引の件で法廷に立たせる。
レイナはそのように話し、モニカに対して強気の対応を見せた。
それからモニカはレイナの父であるヴィノシュト公爵に会いに行った。手を組みたいと言ってきたのは彼のようである。
そしてレイナは、モニカに強気の対応をされたこと、そして不法取引の件を問題されたため代わりに商船を引き渡したということを報告した。
侯爵家のレディーに裁判なんて負担が大きいですからなどと悪びれない様子だ。法廷に立つなどということがあれば社交界での自分の価値が落ちることになるからである。
その話にヴィノシュト公爵は不満そうである。レイナの思い通りになっていることが許せないのだろう。
いくらお金がかかっても構わないからちゃんと仕事をするようにとヴィノシュト公爵が言うと、お嬢さんの件は他の方法を考えているのでもう少しお待ちくださいとモニカは不気味な笑みで答えるのだった。
【35話】感想
魔精石の供給制限によりブラックジャック商団を窮地に追い込むというレイナの作戦は今のところ上手くいっているようです。
モニカとヴィノシュト公爵はどちらもレイナのことを嫌っているもの同士。2人が手を組んでいるのは嫌ですね。そしてモニカはレイナのことについて何か方法を考えているのだとか。
今後何か危害を加えてくることがありそうで怖いです…。レイナにはモニカたちに負けずに頑張ってほしいですね。
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