ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【10話】ネタバレ
出産
レイナの活躍もあり火災の騒動は無事収まった。
それから彼女は出産を迎えることに。今回の人生でも出産は予定よりも2カ月は早かった。
無事生まれた子供は早産とは思えないほど元気である。
抱いてあげてくださいと言って産婆が赤ちゃんを渡そうとしてくると、レイナには涙が溢れてきた。
前の人生で一度も抱けなかったわけだが、そうさせた全てが恨めしかった。周囲からの扱いは酷く、呪われたヴィノシュトとして扱われたのだ。
そのことがあり、自分が抱いたら赤ちゃんが傷つくのではないかと思って抱くことが出来なかった。
今回の人生でも彼女は躊躇した。私が抱いてもいいのかしら?と。
そんなことを思っていると、突然エドハールが部屋にやって来るのだった。
初めての抱っこ
部屋にやって来たエドハールは産婆から赤ちゃんをバッと奪い取り、そして横になっているレイナの上のポンと乗せてきた。
あなたの子ではないか。そう言って彼はレイナに渡してくれたのだ。
レイナは涙を流しながらその子をギュッと抱きしめるのだった。
エドハールが現れることはレイナにとっては予想外だった。あなたがなぜここに…と。
そして子供の名前の話になり、”エル”がいいとレイナは言う。
エドハールは特に反論することもなく、その子の名前はエル・ルシャナド・ヒスビリアンとなった。
将来ヒスビリアンの主になる子だとエドハールは皆の前で言うのだった。
エルとウンディーネ
ウンディーネもエルのことが気に入ったようである。
ベッドで寝かしつけているエルの周りを、カワイイ~!と言って飛び回るウンディーネ。
ウンディーネ曰く、エルはとてもいい気運を持っているのだと。その気運なら土や火、風の精霊も絶対欲しがるはずだと言う。
しかし水の精霊であるウンディーネは、絶対エルのことを他の精霊に取られたくないようだ。
おチビちゃん!大きくなったら絶対私と契約するんだよ!わかった?
ウンディーネはそのように声をかけ、そんな光景を見てレイナは微笑んでいた。
そう、エルさえ幸せになれれば…
レイナはそのように思っているのだった。
【10話】感想
前の人生では現れなかったはずのタイミングで、ちょいちょいエドハールが姿を現しますね。それは彼の心情に違いがあるのか何なのか。その理由が気になります。
レイナは前の人生では出来なかった我が子の抱っこを初めてできて良かったですね。エルをみるレイナの顔が幸せそうで微笑ましいです。
ウンディーネもエルのことを気に入ったようで、心強い味方ですね!
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