ピッコマで公開されている「誰かが私に憑依した」の感想と考察になります。
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「誰かが私に憑依した」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
病に苦しむ末娘
アディス公爵邸の前でカンナは弟カレンと遭遇することに。カレンの対応はというとまるでよそ者かのように冷たく。
まあアディス公爵家の家族なんてこんなものでしょうね。想像通りという感じです。
そして馬車の中には顔を隠した少女が乗っていて、それはアディス公爵家の末娘ルーシーなのだとか。
彼女は7歳という幼い年齢で重い病に苦しんでおり、どの医者にみせても治すのは不可能ということらしく。その日も病院に行ってきた帰りみたいですね。
馬車から降りるルーシーを見てカンナはすぐに病気を患っていると察し、自分が治してあげると提案していました。代わりにしばらくこの屋敷に置いて欲しいとも。
最初はまともに話を聞かなかったカレンでしたが、どんな医者でも治すことができず、藁にもすがる思いでカンナの提案を受け入れることに。
ここでもまた前世の医師としての知識が役立つことになりそうですね~。
これでルーシーの病気を治したら、アディス公爵家でのカンナに対する見方も変わるでしょうか?まあ今さら受け入れられてもって感じではありますけどね。
カンナによる診察
早速屋敷内の一室に場所を移してカンナはルーシーを診察することに。都合よく他の家族は外出中らしく。
ルーシーは顔を隠していて見せることを嫌がっていましたが、説得して何とか見せてくれることに。彼女の顔は痛々しくはれ上がっていて、これまでどの医者もその姿を見ると驚いていたのだとか。
しかしカンナは表情一つ変えず診察を始めていました。前世でもっとひどい症状の患者を診てきたのかもしれませんね。
カンナはこの病にかかる前に発熱や咳の症状があったのではとぴたりと言い当て、そんな的確な言葉にカレンも驚いているよう。
あとルーシーは耳の痛みや耳の中で妙な音が聞こえることを誰にも言わずにいたみたいですが、そんな症状もカンナはすぐに見抜いていました。
自分の知らなかったことにカレンはまた驚いているようで。ルーシーのことで知らないことなど無いと思い込んでいたのでしょう。全て分かった気になるなんて愚かですね。
ちなみにカンナはアディス公爵家にいたとき錬金術に興味を持っていたということで、家門を出て以降錬金術から発展して医学に興味を持って学んだとカレンに説明したみたいです。
結構無理やりですが、まあこの際適当な嘘で誤魔化すしかないですからね…。苦笑
カレンも昔とは別人のようになったカンナの振る舞いには驚いているようで、これから彼女に対する接し方に変化はあるでしょうか?今後の展開が楽しみです。
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