ピッコマで公開されている「不細工の公女になりました」の感想と考察になります。
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「不細工の公女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【93話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
魔物の王
神殿の足湯に引きずり込まれてしまったシルビアは気を失い、次に目を覚ますと見知らぬ場所で例の耳の尖った男と2人きりでした。
彼は自分のことを神様などと呼んでいました。神というより悪魔ですよね…。
そして魔物の王なのだとも。これまでこの感想考察では耳の尖った男と呼んできましたが、今後は魔物の王と呼ぶことにします。
名前が明かされると書きやすいのですがどうやら名乗りたくないみたいで…。笑
魔物の王曰く、前世の不細工だったシルビアに頼まれて時間を過去に戻したのだと。そして美しくて多才な人になりたいという願いも叶えたのだとか。
だから今度はシルビアのほうが約束通り契約を履行しろというのが魔物の王の要求みたいです。
なるほど~。交換条件で願いを叶えてくれたというわけですね。
ただシルビアの魂が他の人に入れ替わっていることは彼にとっても予想外だったらしく、その事実を知って魔物の王は取り乱しているようでした。
時間を過去に戻す際に何か手違いでもあったのでしょうかね…。とりあえず今のシルビアがこの世界に来て憑依したのは意図したことではなかったということで、だとしたらいい迷惑ですね…。苦笑
新たな取引
魔物の王の言う契約は前のシルビアが結んだものだから、今の自分と新たに取引しようとシルビアは提案しました。
今のシルビアの願いは元の世界に戻って母親に会いたいということ。足湯に引きずり込まれる際に前世の母親の声が聞こえて会いたくなったよう。
この世界に来てから前世の記憶は薄れて母の顔も自分の名前も思い出せなくなったみたいですが、それでも元の世界に戻りたいみたいです。
なるほど~。まだまだ先だと思いますが物語の結末は元の世界に戻るという感じになるのですかね~?
逆に魔物の王の要求はというと、聖杯を探して持って来いと。それは彼の力が封印されたものであり、力を取り戻して侵略者に奪われた自身の座を取り返すのだとか。
魔物の王からその座を奪った侵略者とは何者なのでしょうか…?今回その正体については触れられず。
シルビアも条件を受け入れて取引成立となりました。何だか物語が大きく動いてきましたね。
小動物の姿で
シルビアは魔物の王と取引することになったわけですが、なんと彼は猫かキツネのような小動物の姿となってシルビアに連れて帰られることに。
これからはシルピードのように常にシルビアの傍にいる感じになるのでしょうか?まさかの展開ですよね。
これまで度々シルビアの悪夢に登場して不気味な存在だったわけですが、何だか急に身近な存在になってしまいましたね。
しかも小動物の姿の魔物の王とシルビアのやり取りは割と和やかな感じ。むしろ見た目も可愛らしいですし今後愛着がわいてきそうな気もします。
ちなみに小動物の姿になったのには理由があって、魔気の少ない人間界で長く耐えるには体を小さくしたほうがいいからなのだとか。ということはしばらくシルビアの傍で過ごすのでしょうね。
これまでラスボスっぽい雰囲気を感じてたのに急に仲間感が出てきてかなり驚きでした。笑
父からの呼び出し
シルビアは父アトランテ公爵から呼び出され、アカデミーを退学して戻ってくるようにと命じられました。
彼女が事故を起こして家門の立場が苦しくなったからとか。事故とは遺跡探索のときの?それとも火災のことでしょうか?いずれもシルビアに責任はないと思いますが…。
そしてすぐにアバルト領地に発つようにとも。
アバルト領地は魔獣が多く生息する危険な場所で、前のシルビアが追いやられた土地でもありましたね。
突然の命令のさすがのシルビアも驚きを隠せない様子。それはそうですよね。そんな危険なところに今すぐ行けとか。
アトランテ公爵は何を考えているのでしょうか?最近優しかったのでそんな酷い事はしないと思いたいですが…。何か考えがあるのだと信じたいところです。
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